【愛おしき猫の肖像-時の封印ー紡ぐ物語】より
【千夜一夜の迷宮録ー旅猫ポテト(マンチカン)の肖像】です。
こちらはブローチです。
瞳は、天然の琥珀(アンバー)砕いた小さな粒を下に、その上にゴールドラメを乗せてます。瞳の中央部分にのみ、グリーンの宝石パウダー(グリーンフローライトを砕いてラメパウダーとブレンドしたもの)を少し乗せました。(レジンでしっかり固めています)
*お口~ほっぺについてるのは、琥珀です。
こちらは、ゴールドブロンズ風の仕上げをしています。
(塗装のカラーは、シャンパンゴールドですが、ブロンズ像風ですので、毛色はご想像にお任せします^^)
マンチカンらしい元気溌剌、愛嬌たっぷりの雰囲気を、ちょっと下ぶくれのまあるいお顔とキラキラの瞳で表現しました。
お口に琥珀がある理由は、↓の物語でどうぞ(^m^)
~~~~~~~~~
ここは、ペルニャ王国の都ペルル。
今日も様々な猫たちが旅をしていました。
今、都で大人気なのが、「迷宮瓶(めいきゅうびん)」です。
透明なガラス瓶の中に、砂漠の砂のようにサラサラと落ちていく砂が満たされ、
その中にジャーキーが隠されています。
この「迷宮瓶」の挑戦者として、
短い手足が愛らしいマンチカンの「ポテト」が真っ向から挑んでいます。
ジャーキーの香ばしい匂いに鼻をひくつかせながら、
透明な瓶越しに目標を定めていました。
しかし、短い手ではジャーキーに届きそうで届きません。
「くっ、あと少しなのに、この短い手じゃ届かないニャー!」
ポテトは瓶の周りをちょこまかと動き回り、必死に目標に手を伸ばそうとします。
そして、次の瞬間。
彼は閃いたかのように、その短い前足を驚くほどの高速で動かし始めました。
ぺぺぺぺぺペぺっ!
ガラスの瓶を、まるでドラムを叩くかのように、小さな肉球が高速で連打します。
その愛らしい姿に、周りの猫たちからはくすくすという笑い声が漏れますが、
ポテトは真剣そのもの。
その必死な連打が、砂の流れをわずかに変え、ガラス瓶を揺らします。
そして、ついに。
ころん、と音を立てて、ジャーキーの一つが、
ポテトの手の届く位置へと転がり落ちてきたのです。
「やったニャー!」
ポテトは満面の笑みを浮かべ、見事ジャーキーをゲットしました。
次の瞬間、
彼は信じられない行動に出ます。
ジャーキーを口に咥えたまま、瓶の底に溜まった砂の中に、
まるで飛び込むかのようにダイブしたのです。
短い手で勢いよく砂を掻き出し、体を砂の中に沈め、ゴロンと横転!
砂まみれになりながらも、喜びを爆発させるように、何度もごろごろと転がり、
全身で勝利を表現します。
そして、砂の中からムクリと起き上がると、
ジャーキーを口にくわえたまま、短い手足を精一杯振って踊り始めました。
「ポテ…ポテ…」というような、歌とも唸りともつかない声を上げながら。
その姿はまるで、夏の夜の盆踊りのようです。
短い手足が必死に上下左右に揺れるたび、砂まみれの体がブルブルと震え、
周りの猫たちからは抑えきれない大爆笑が巻き起こりました。
「あははははっ!変な踊りだにゃ!最高におかしいニャ!」
旅猫もペルシャの子猫たちも、そして普段はクールな王族たちも、ポテトのあまりの滑稽さに、お腹を抱えて笑っています。
笑いの渦の中で、ポテトはジャーキーをくわえたまま、
自分だけの勝利の舞を踊り続けています。
そんな砂まみれで大喜びするポテトと、
それを見てひっくり返って笑う猫たちを、
優しく見守る、いたずらな金色の瞳があった。
(注:空想の物語です)
~~~~~~~~~
石塑粘土で造り、レジンでコートして防水と強度を出していますので、
いわゆる粘土細工のように割れることはありません。
(ただし、強い衝撃を加えると変形したり、欠けたりする恐れはありますので、お取り扱いは優しくご丁寧にお願いいたします)
ブロンズ像風のペイントは企業秘密ですが、一見すると、粘土で出来ているという感じはまったくしません。
手に取ると重さで金属ではないとわかりますが、見た目では金属感がしっかりあります。一般的なメタリックペイントとは全く異なる質感です。
粘土を盛って乾かし、削って更に盛ってという工程を幾度も繰り返し、造形が仕上がったところで、レジンでコートして、その上からブロンズ風のペイントを施し、最後に再度防水をして仕上げております。
大変手間と時間をかけて、また愛情も込め、ひとつひとつ作っています。
一からの手作りですので、すべてが一点物であり、型を使っているわけではないため、同じ物は二度と作ることができません。
~~~~~~~~~
【愛おしき猫の肖像ー時の封印ー紡ぐ物語】
このシリーズは、愛おしい猫たちの姿を長い時を経たブロンズ像のようなレリーフとして現代によみがえらせることをコンセプトとして作っています。
「時の封印ー紡ぐ物語」という名の通り、かつて存在した、あるいは心の中で今も生き続ける猫たちの表情を粘土で一つ一つ丁寧に形作り、ブロンズを思わせる独特の風合いで仕上げています。
作品ひとつひとつに込められた猫の「肖像」は、過ぎ去った時間、そして新たな未来へとつながる物語を静かに語りかけます。
光の当たり方や見る角度によって表情を変えるレリーフは、日々の喧騒の中にふと訪れる記憶や感情の揺らぎを写し取ったかのようです。
私の作品は単なる装飾品ではありません。
愛おしい猫の表情を小さな粘土像の中に、過ごした時と共に封印し、あなたの心に寄り添い、共に時を刻む唯一無二の存在になることを願っています。
~~~~~~~~~
裏面に私のサインと制作年度を入れております。
(愛猫さんが似てるということでご購入される方は、愛猫さんのお名前も入れさせていただきます。ご希望の方は取引ナビよりお知らせくださいませ)
レザー調ケースに入れてお届けします。
窓付のケースですのでこのまま飾っていただくこともできます。
発送方法
発送までの目安
ご購入の際の注意点
お手入れは、柔らかい布で優しくなでる程度に留めてください。
強く拭いたりすると、傷をつけたり塗装を傷めてしまいますので、くれぐれもお控えください。
水で洗うなどもしないでくださいませ。
また、強い衝撃を加えると傷がついたり欠けたりなど破損する危険がありますので、お取り扱いは優しく丁寧におねがいいたします。
ショップへの感想コメント
(1)-
とても素敵な素晴らしい作品をありがとうございました。 宝物が増えました。 これからも作品を楽しみにしております。

