シクラメンのかほり

花屋さんの店先にシクラメンを見かけるようになると、冬が来たなと思います。

「真綿色したシクラメンほど清しいものはない、、」と歌ったのは小椋佳さん（布施明さんも）ですが、そのころ子供だった私は「シクラメンってどんな香りなんだろう？」と思っていました。
園芸種のものには香りがあまりないものも多いのですが、ある時母が「原種に近いものらしいよ」と言って買ってきたシクラメンの匂いをかいで見ると、、あの歌のとおりに胸がすくような清清しい香りがして感動したのを覚えています。

今回はピンクのグラデーションのモヘアの糸を使って「うす紅色の」シクラメンのブローチを作ってみました。
歌の2番の歌詞のような、恥じらいながらも恋に胸ときめかせる乙女のような可憐な作品になったと思います。