iichi通信 No.317

暮らしに工芸。

織って、染めて、彫って、縫って。
使いながら感じる、誰かの手の跡の心地よさや素晴らしさ。
毎日の暮らしの中で感じてみませんか。

私だけの小さな輝き。

今日もいい色、いい模様。

使う贅沢、華やぐ食卓。

我が家を彩るお気に入り。

編集後記

もっと工程を減らせるけれど。もっと簡単に作れるけれど。敢えてそうせず作られたものたちからは、作り手の心の余裕が伝わってくる気がします。かけられた時間やひと手間の跡から、「なくても困らないけれど、あるとなんだか良いでしょう?」と声が聞こえてくるみたいです。一人一人の作り手のその心尽くしが、昔からの工夫や技術を繋いできているんですね。毎日当たり前に使っているものが、ふとその贅沢さを感じさせてくれる瞬間が好きです。

2014年10月19日