iichi通信 No.1568

夏の終わりを思う夜。

夜風に乗って、秋の虫の声が聞こえてくるころ。夏から秋へと移りゆく時間を思いながら、ゆっくりとしたひとときを過ごしてみませんか。キャンドルに火を灯したら、秋になったらしたいあれこれを心に書き留めて。そんな夜にそっと寄り添う、小さな幸せを運ぶものたちを集めました。

キャンドルを灯して夜風に吹かれる、静かなひととき。 

秋の情景が浮かぶ本には、革のカバーをまとわせて。

ものづくりの秋に始めたいあれこれ。

心地よい眠りについて、新しい季節を迎えましょう。

編集後記

明日から9月。二十四節気では処暑(しょしょ)にあたり、ようやく暑さが和らいで秋の訪れを感じられる頃なのだそうです。久しぶりにベランダへ出て、夏のあいだ畳みっぱなしだったテーブルとイスの埃を拭いてふと見上げたら、夕方の空に白く輝く上弦の月が。これから始まる秋は、お月さまを見つけた時や、新しいキャンドルに初めて火を灯す時のような、小さな幸せをたくさん見つけられたらいいなと思っています。(編集・I)

次回予告 配信日 2025.9.3

次回のiichi通信は「色づく日々と、革こもの」。木々が少しずつ色づいてきたら、秋のはじまり。日々の暮らしや、仕事や学びに役立つ革小物も新しい季節の支度をしておきませんか。シックなお財布、秋色のキーケースやカードケース、革のアクセサリーなどを集めてお届けします。どうぞお楽しみに!

2025年8月31日