温もりをまとう、手仕事のストール

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温もりをまとう、手仕事のストール

「今年も一年間お疲れさま」と私にプレゼントしたいのは、あたたかな冬のストール。丁寧に時間をかけて仕立てられた一枚からは、人の手の温度が伝わってくるようです。今回は、手紡ぎ、手織り、手染め、さまざまな技法から生まれた色とりどりの手仕事のストールをご紹介します。

▼巻くたびに変わる表情が楽しめる、ベビーアルパカのロングストール

ベビーアルパカの糸を用いて織り上げたロングストール。クリーム、ブルー、ベージュの織色が装いにアクセントを添えてくれます。手織りならではのやわらかな肌触りは、肌の敏感な方にも安心。巻き方によって色や模様の表情が変わり、アレンジを考える時間も楽しくなりそうですね。

▼ざくろ染めが生み出す、美しい山吹色。オーガニックコットン×ウールのストール

素朴で温かみのある風合いが魅力の、ざくろ染めストール。染料となるざくろの皮から生まれる色は、ルビー色の果実とは全く異なる、穏やかな山吹色なのだそうです。寒い季節には首元にきゅっと、暑い季節には冷房対策として肩にかけて。季節を問わず活躍してくれる美しい一枚。

▼鮮やかな色彩が織りなす、手織りのリネン&コットンストール

鮮やかなボルドー、ローズピンク、ワインレッドの重なりが美しい手織りのストールはmimoricaさんによるもの。コットンに光沢感のあるリネンが織り交ぜられ、程よいハリ感とともにふわりと首元を包み込みます。暗くなりがちな冬の装いに添えるだけで、気持ちまで明るくなりそうです。

▼日本の伝統美が息づく、藍染めのウールストール

江戸時代から伝わる伝統技法「天然灰汁醗酵建て(てんねんあくはっこうだて)」を用いて染め上げた、あたたかなウール100%の藍染ストール。まるで雲がたゆたうような「むらくも柄」が一面に広がります。濃淡のある色の移ろいも藍染ならではの美しさ。使い込むほどに育つ風合いとともに、日本の伝統美を感じてみるのも素敵ですね。

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2025年12月23日