いい ちいさな ものづくり
暮らしに寄り添うリネンを。HEAVENLYのやさしい着心地
ー 繋ぎ手
リネン素材のアイテムを中心に展開しているレディースアパレルブランド「HEAVENLY」。
ゆったりした気分になれる
やさしい着心地
毎日をさりげなくいろどる
いくつになっても着たい服
忙しい日常にこそそんな服を
お届けしたい
このコンセプトを軸に、“忙しい日常を忘れられるひとときに傍にいられる”アイテムを提案しています。
また、姉妹ブランドとして風合い豊かな国産靴下ブランド「Homie」。そして、味わいのあるカラーバリエーションが特徴のキッチンウェア・ツールブランド「teint」を展開。
今回は「HEAVENLY」を中心に、「Homie」「teint」の3ブランドをご紹介します。
ー ものがたり
「HEAVENLY」がスタートしたきっかけは、リネン(麻)との出会いでした。
元々アパレルの小売業を営んでいた「HEAVENLY」の運営会社であるディライトワークスさんは、ある時、天然素材であるリネンを使用した製品に携わることになりました。
そのことがきっかけとなり改めてリネンという素材と接し、その魅力を再発見したと言います。
吸湿性、保温性、そして速乾性に優れているため、一年を通して身につけられる素材であること。
やわらかな肌触りで、肌への負担が少ないこと。
化学繊維にはない自然の素材感、そして使えば使うほどなじんでくること。
天然素材の中でも丈夫な素材といわれており、永く着続けられること。
「リネンの魅力を幅広い世代にもっと伝えていきたい」
その想いは次第に強くなり、それまで培ってきたアパレルのノウハウや知識、経験を活かし、リネンを使い手の暮らしに落とし込めるような製品の開発を始めました。
そして誕生したのがアパレルブランド「HEAVENLY」、2011年のことです。
「HEAVENLY」の特徴は、ディテールにこだわった女性らしいデザイン。
幅広い年齢層の方に着用してもらいたいという想いから、全体的にすこしゆとりを持たせたシルエットのアイテムを提案しています。
そのデザインに加えて、やわらかなリネン素材を中心にそれぞれのデザインを最も魅力的に見せる素材を起用しているのもポイント。
また、カラーはシンプルな色合いからトレンドのものまで展開することで、使い手のライフスタイルに寄り添えるように、と考えています。
そして “暮らしの心地よさ” をさらに幅広いシーンでも届けたい、とスタートしたのが、靴下ブランド「Homie(ホミー)」、キッチンウェア・ツールブランド「teint(テイント)」です。
靴下ブランド「Homie(ホミー)」は、英語で“相棒”という意味。「毎日に欠かせない、よき相棒になって欲しい」という想いから名付けられました。
肌に密着するアイテムのため、使い手の方が安心できる場所でつくりたいという想いから、国内の奈良県にある工場で生産されている「Homie」。
また、「Homie」では “人の手” が加わったものづくりにもこだわっています。
長い歴史で培われた職人の技術、愛情を感じてほしいと、工場選定にも力を入れているのです。
そしてキッチンウェア・ツールブランド「teint(テイント)」は、「HEAVENLY」と同様、リネン素材を起用し、さらにリネンを楽しめるよう味わいのあるカラーバリエーションを展開しています。
気分が明るくなる色から、落ち着きのあるシックな色まで揃えている「teint」のエプロン。
思い描いた色合いが表現できるまで何度も試行錯誤を繰り返し、最終的にたどり着いたのは縫製後、国内で独自の染色・洗い加工によって仕上げる方法。
この工程によって色味以外に、くたっとした独特の風合いとシワ感の演出も実現しました。
また、「teint」ではリネンというキッチン周りのアイテムと相性が良い素材を活かし、キッチンクロスといったアイテムも展開。
繊維がとても丈夫で水に強く、そして乾きやすい。使い始めは少し水を弾くこともありますが、洗濯を繰り返すうちに次第に馴染んで愛着の湧くような存在になるそうです。
ー 想い
「HEAVENLY」「Homie」、そして「teint」。
それぞれ共通しているのは、“使い手の暮らし”を考えて素材・産地・デザインにこだわっていること。
おうちでゆっくりと過ごす時間、家事をしている時間。
そして仕事へ向かう時間、休日のお出かけの時間。
日々の暮らしが心地よいものになるように、そんな想いをシーンに沿った形へと落とし込んでいます。
忙しい毎日だからこそ。今日も明日も、使い手に寄り添うブランドでありたい。
3つのブランドは、人々の暮らしをいつまでも支え続けてくれます。
ー作り手情報
HEAVENLY(ヘブンリー)
2020年7月28日