鐵遷洞
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プロフィール

 土と墨と音に親しむ暮らし —— 陶芸・水墨画・音楽の自由な創作の日々

福井県生まれ。
19歳で福井県警察に入庁し、警察官として長く勤める傍ら、多くの文化に触れてまいりました。

25歳の頃、木工の師匠から「センスがないな」と言われたのをきっかけに、バランス感覚を養うため水墨画に本格的に取り組み始めました。もともと油絵を描いていた経験もあり、墨の世界に惹かれ、福井県水墨画協会の会長として現在も活動を続けています。

陶芸との出会いは30歳の頃。
越前焼の陶工・北野七左エ門先生(作家 津村節子氏の小説『炎の舞』のモデル)に師事し、土と火の魅力に惹かれました。
「巡査を辞めて茶碗屋になれ」と言われるほどに陶芸の道に熱中し、以来、仕事の傍ら土を捏ね続けてまいりました。

現在は定年退職を経て、福井県勝山市の自宅に穴窯・灯油窯・野焼き窯・電気ロクロなどの窯場を備え、制作を続けています。
また、篠笛・オカリナなどの楽器制作、そば打ち、炭焼きなど、多彩な手仕事を楽しんでいます。

作品は越前焼をベースに、釉薬や彫り模様など、その時々の思いつきで作風が変わります。
「一点もの」「二度と同じものは作らない」
そんな気持ちで、土の声を聴きながら手を動かしています。

お手に取っていただいた方の日々の暮らしに、ほんの少しでも温もりを添えられましたら幸いです。



主な受賞歴
• 福井県美展 福井県知事賞
• 福井県水墨画協会展 福井県知事賞
• 福井県警察文化祭 警察本部長賞
• 勝山市文化奨励賞・文化功労賞 ほか

所属・指導歴
• 福井県水墨画協会
• 福井県美展 無鑑査会員・常任審査員
• 陶芸教室「どびんの会」「桃の木窯」

主宰
• 絵手紙・水墨画・篠笛制作 各種教室

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