プロフィール

勘亭流 戯筆(かんていりゅう ざれふで)という屋号で歌舞伎文字書家をしております。

勘亭流を書きは始めて十三年目です。
幼い頃より書道を習っておりましたが、高校に進学し大学を卒業するまで筆を持つことすらありませんでした。
自分のやりたい事が何かわからず模索する中、
もう一度書道をしようと思い立った時、
たまたま目にした勘亭流の文字に魅了され、何の当てもないまま先生の所に飛び込みました。
教えるというより見て学べという職人気質の先生で、
『自分で考え発見し、身に付けた事こそほんまもん』という教えを守り日々励んでおります。
筆の使い方は独特で、よく書道というより絵を描く感覚に近いとも言われます。他の書にはない躍動感や柔らか味、色気を持ったこの文字を一人でも多くの方に知って頂きたいです。

『勘亭流』とは…

安永八年(1779)江戸堺町の書道指南・岡崎屋勘六が、同町中村座の依頼を受け初春狂言『御贔屓年々曽我(ごひいきねんねんそが)』の大名題看板を揮毫し、不入り続きであった中村座の興行が大入りに転じた事がきっかけとなり、勘六の書が評判を呼ぶこととなる。
勘亭流の名前の由来は勘六の号“勘亭”から来ており、
つまり勘六の書風を意味している。
この書体には縁起文字としての三つの大きな特徴が
あり、

一、角を尖らせず丸みを帯びる事によって、
  興行に関わる全ての無事円満を願う
 
二、客席が埋まるようにと墨黒々と隙間なく
  たっぷりと書き大入り満員を願う
 
三、お客を招き入れるように撥ねは外にではなく
  内へ撥ね、興行の大当たりを願う 

宣伝手段の乏しかった時代に生み出され、デジタル全盛のこの時代にまで脈々と受け継がれ芝居(歌舞伎)の世界を表現する文字として”文字で見る歌舞伎”とも言われております。
良い縁起を担ぐ文字、勘亭流を少しでも身近に感じて頂ける様、お手伝い出来れば幸いです。

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オーダーメイドも承っておりますので、
ご要望・ご質問等がございましたら、お気軽に
お問い合わせ下さい。

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