【作品を順次登録中、お楽しみに!】
青森発祥の伝統刺繍「こぎん刺し」を独学で制作しています。
自己紹介・諸注意事項・通販サイト・作品依頼などは https://lit.link/hitoharidou からご確認ください。
【こぎん刺しとは】
かつて津軽地方の農民に課せられた「寒冷地で麻の衣服を着る」という厳しい条件。
その条件下でも保温性や耐久性を求めて知恵を絞り生まれたのがこぎん刺しです。
当時の衣服は「古作こぎん」と呼ばれています。
【こぎん刺しの特徴】
最初は防寒・補強のための刺し子だったこぎん刺しも、時代が進むにつれ規則性を持った独特な幾何学模様というデザイン性が培われました。
当時の女性たちはオリジナルの表現を求めて新しい模様を開発していったそうです。
【当ショップのこぎん刺しについて】
昨今、こぎん刺しのデザインはモダン化が進み、伝統的な法則性に囚われない作品が多くなってきています。
本来のこぎん刺しは紺の麻布に白い糸で施すのですが、これもまた、現代では様々な色・素材の材料が充実しております。
「ひとはり堂」では、豊富なカラーバリエーションの麻布・糸で現代でも親しみやすいデザインを開発しつつ、先人たちが確立した合理性・デザイン性の結晶である「奇数の法則性」を守った幾何学模様を開発・使用することをモットーとしております。
ひとはりひとはり刺して仕上げた作品から昔の知恵と労力というロマンを感じていただけたら幸いです。