プロフィール

福岡県大野城市の静かな住宅街にある、小さな陶芸工房で作陶をしています。
山や川が近く、自然と暮らしが調和するこの地で、穏やかに日々を過ごしながら制作を続けています。


ハセムシ窯 
〒816-0973  
福岡県大野城市横峰2-13-13
hasemusi@outlook.jp



ハセムシ“とは

福岡県大野城市南西部の古い地名の一つです。この地区は焼き物にゆかりのある場所で、九州随一の規模を誇る須恵器の窯跡群があります。これらは6世紀から9世紀までの約400年間の長きにわたり操業され、発掘されたものだけでも200基ほどの窯跡を数えます。その中の一つに「ハセムシ窯跡群」があり、大宰府政庁Ⅱ期が成立した8世紀代が窯操業の最盛期で、太宰府の須恵器の大量消費をささえた重要な官営の窯跡群であったと考えられています。


自分の祖先も陶工であったのではとロマンを抱きつつ、その地で焼き物をさせて頂くことに敬意を込めて、この工房の名称にいたしました。 

Hasemusi Vessel