受け継ぐ喜びを広めたい
日本が昔から大切にしてきた工芸品には
私たち日本人の魂に響く、歴史、文化、技術、想いがあります。
工芸品を大切に使い、慈しみ育てたものを、
使い手の物語をのせて受け継いでいく。
この一連の行為は、自分のルーツを育てることになり
私たちの心を豊かにし、人生の糧になると思うのです。
母が私にしてくれたお宮参りの着物の話など
大事にしてきた物たちの物語を聞くたび、
幼心ながら憧れ、ときめき、
”愛”を感じていたのでした。
そして、私が着た着物を、
わが子がお宮参りに着た時
私の人生の糧となっていたものがはっきりとわかり、
それは自分の軸となりました。
私は、この”受け継ぐ喜び”を広めたい。
そして、たくさんの歴史や文化、技術、想いをつなぎ、
作る人、使う人をつなぎたいという想いで、
”つなぎ屋”を立ち上げました。
あなたの心の豊かさをつなぐお手伝いができたら幸いです。
つなぎ屋 沼田貴子