ジリコテ(シャムガキ)のネコノカミ

個性的な模様のジリコテ白太入り部分でつくった、立ち姿のネコノカミです。
おけつのペケじるしも象嵌で描きました。

目・口・ひげは、溝を掘って木材を埋め込む『象嵌(ぞうがん)』という手法で描いています。
象嵌に使った木は本紫檀と楓です。

木のぬくもり・質感を変えずに長持ちさせてくれるガラス塗料を塗布後、エッセンシャルオイルと亜麻仁油でブレンドした蜜蝋ワックスで磨いて仕上げています。
無垢の木よりも耐水性・耐朽性があります。

およそのサイズ
・顔の幅　28mm
・全体の長さ　50mm
・高さ　34mm

顔としっぽは、芯を入れて接着しているので動かせません。

ジリコテはシャムガキとも呼ばれる銘木で、見た目は黒柿に似ていますが別科の非常に硬質な木です。
こげ茶色の地に黒い複雑な縞模様が表れるのが特徴で、その美しい木目を活かした工芸品や高級フローリング、楽器材などに用いられています。


・・お手入れは・・
ちょっとツヤが無くなってきたり、半年以上かわいがっていただけたなら、乾性油と呼ばれる亜麻仁油やクルミ油等をちょっぴり含ませた柔らかい布でよく拭いてあげてください。
上記の油がなければオリーブオイル等でも結構です。
拭いた後は、できれば数日置いて休ませてあげてください。