山帽子のピンズ　ネコノカミ

ほんのりピンクがかった美肌の木、山帽子(ヤマボウシ)で作ったピンバッジです。
可憐な花を咲かせる、庭木や街路樹として一般的な材だけど、木材としてはかなり稀な樹。

目・口・ひげは、溝を掘って木材を埋め込む『象嵌(ぞうがん)』という手法で描いています。
象嵌に使った木はパープルハート、口だけピンク色のスタビライズドウッドです。

木のぬくもり・質感を変えずに長持ちさせてくれるガラス塗料を何度か塗っては磨き、を繰り返して仕上げています。
無垢の木よりも耐水性・耐朽性があります。

ねこ部分サイズおよそ　幅29　高25　厚6mm

山帽子は大きな4枚の総苞片(花びらの様に見えるけど花の付け根の葉)がお坊さんの頭巾に見えることからその名がついた、庭木・街路樹で一般的な樹です。
山法師の字が当てられることも。
木材としてはほんとんど流通していませんが、ほんのりピンクがかった明るい色の、とても美しい材です。
木肌もとてもなめらかで柔らかな肌触りですが、強度・硬度はかなり高く丈夫な木材でもありす。
近くで見て触れて、磨いていたら、とても健康な人のお肌のような印象を受けました。
街路樹でよく見かけていましたが、こんなにも素敵な材だとは知りませんでした。


金具はネジでしっかり固定されています。。
針の部分が少し短いかもしれませんが、ハンドタオル2枚重ねでもしっかりと留められます。
爪部分(背面の小さな突起)をニッパーなどでカットすればその分厚いものにも付けられるようになります。

・・お手入れは・・
ちょっとツヤが無くなってカサついた様に見えてきたら、乾性油と呼ばれる亜麻仁油やクルミ油等をちょっぴり含ませた柔らかい布でよく拭いてあげてください。
上記の油がなければオリーブオイル等でも結構です。
拭いた後は、できれば数日置いて休ませてあげてください。