N様ご注文品　大きめネコノカミペンダントセット

紅木と黒柿古材で作った、ちょっと大きめのネコノカミペンダントです。

紅木の子の目やひげはホワイトシカモア、黒柿古材の子は楓と紫檀です。

どちらも
ねこ部分サイズおよそ　幅33　高28　厚22mm
コード部約70cm


紅木はとても高級な上になかなか出回らない、非常に入手困難な木です。
三味線や二胡に用いられる最高級材として君臨しています。
燃えるような深い赤い色を持った材で、年月を重ねるごとに深い色味へと変わっていきます。
削っているとき、漢方薬のような不思議ないい香りがしました。

黒柿という名前の材ですが、普通の柿の木と同じ種です。
木材としての柿の木はふつう、少し灰色がかった淡い色味の材なのですが、樹齢数百年レベルになった木に稀(千本に一本とも！)に黒く変身するものがあるのだそうです。
その墨を流したような黒が様々な模様を描くのですが、うろこのような細かく入り組んだ木目のものは特にめずらしく、とても珍重されています。
その材によって模様は実にさまざまで、同じものは二つと無い一点ものです。
甘柿や渋柿、同じ土地、同じ条件でも黒柿になるものとそうでないものがあり、なぜ黒くなるのかは未だ不明なのだそうです。


・・お手入れは・・
ちょっとツヤが無くなってきたり、半年以上かわいがっていただけたなら、乾性油と呼ばれる亜麻仁油やクルミ油等をちょっぴり含ませた柔らかい布でよく拭いてあげてください。
上記の油がなければオリーブオイル等でも結構です。
拭いた後は、できれば数日置いて休ませてあげてください。