クローズドエンド万年筆　 木曽檜瘤材　伊勢神宮ご用材　

伊勢神宮ご用材として、また皇居造営材としても知られる木曽檜で万年筆を製作しました。
今回の木曽檜は根瘤材ですので、ご用材として使用されることはありません。根瘤材は建築資材には不向きです。
ですが瘤材の工芸品としての価値は素晴らしいものが有ります。
ボディにあまり金具を使用せず木軸を多く取り入れたクローズドエンド加工で製作を致しました。
長さ約１４cm、最大径約１.４cmのガッシリとした万年筆です。
ペン先はドイツ製ステンレスニブ、イリジウムポイントです。ニブの太さはＭ字です。
コンバーター併用タイプでカートリッジはヨーロッパ規格ですので、モンブラン、ペリカン等がお使い頂けます。
ぺン先はやや硬い目で軽く書くと細字に、強く書いて頂きますと中字になります。
当初は軽く書いて頂きますと、文字がかすれる感じになりますので少し強い目に書いて頂いて
ペン先の調子を見る感じでお書き頂くと良いと思います。

無垢材につき小さな傷や入り皮などが残っている場合がございます。完璧な製品をご希望の場合は入札をご遠慮ください。
製作には十分注意をしておりますが、手作りの作品という事をご理解頂きますようお願い致します。