少し変わった半衿ができました。
肌触りは、柔らかく優しい感触です。
とても風合いのある、かなり毛羽だった絹糸が手元にあり、
市松のような模様にしたいと思って織り始めました。
織り始めて、この毛羽だった節の多い糸はキビソ糸の半練りではないかと気づきました。
キビソ糸は繭の一番外側の硬い繊維で、未精練の糸は帯の緯糸等に用いられます。
半練りとは、絹糸についているセリシンという物質を半分だけ落とした状態を言います。
(既に精練された状態で手元に届きました)
絹紡績糸とキビソ糸との伸縮の違いで、意外なシボができました、
このシボは、アイロンである程度静めることはできますが、
このままでもいいかな、と思い、ここに載せてみます。
サイズ:長さ 約100cm
幅 約17cm(4.5寸)
素材 :絹 絹紡績糸 キビソ(推定)
※お洗濯等の留意点
お洗濯は中性洗剤をご使用の上、手洗いでお願いします。
漂白剤のご使用はお控えください。
脱水時間は1分以内でお願いします。
形を整えて日陰に干してください。
アイロンをお使いの際は、低温でお願いします。
また、アイロンをかけることで写真のようなシボは静まります。
ショップへの感想コメント
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吉野格子の半衿(小さな格子)柔らかな肌触りがとても気持ちのよい半衿です。ちらりとのぞく半衿がこんなに素敵なんてうれしいかぎりです。ありがとうございました。
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ひし形模様の半衿なんとも、いい雰囲気の半衿です。 長襦袢の仕立てをお願いしているお店に託します。ありがとうございました!
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山形斜文織の半衿受取連絡が遅くなりまして申し訳ございませんでした。
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風合いがとても美しいです。 この度はありがとうございました。
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小千谷ちぢみ着物に合わせるつもりで購入しました。お写真のとおり味わいのある半衿で気に入りました。早速取り付けてみますね。ありがとうございました。

