「迷鳥の行方」額装作品
繊細で可愛いレリーフの施された箱型の額装はお祝いのお品としても喜ばれます。 額サイズ外寸 横238mm×縦240mm×厚み45mm

「迷鳥の行方」額装作品

¥24,000
在庫数:1

ご利用可能な10%OFFクーポンがあります(12月10日まで)

お知らせ

福井県の越前海岸で海辺の暮らしをしながら版画制作をしています。
詩人 皆川輪 さんとの長年の往復書簡から生まれた木版画作品を主軸に、2025年には自らリノベーションに携わった海辺の古民家ギャラリー「はりいしゃ」で個展を開催しました。その時のシリーズの作品には、「迷鳥の行方」という作品の、ポストカードサイズのカードをお付けします。
なお、読書の秋となりますので、ただいま蔵書票を日々更新しています。本にまつわるエピソードや想いをかたちにして、自身の大切な本に貼りたくなるような蔵書票を制作しています。

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「迷鳥の行方」

この作品のタイトルです。

これは、私がいつもおせわになっている、鳥の先生、
小学5年生の万智さんが
こども電話相談室で投げかけていた質問から
インスパイアされて生まれた作品です。

渡り鳥の群れからはぐれて
迷ってしまう、
迷鳥。 

迷ったかれらは
その後一体どうなってしまうのか。
彼女が尋ねると、

迷鳥は、しばしば行先を見つけられず
息絶えてしまう個体もいるのだけれど
迷う鳥のおかげで渡り鳥は
新たな生息地を見出したりすることがある。
なので迷う個体がいることは、
渡り鳥にとってとても必要なこと。
との答えが返ってきました。
鳥は人間がおもっている以上に賢くて、
星空によって方角を見定める能力もある。とも。

私も万智さんと一緒になって、
その答えに安堵とともに感動を覚えたのでした。

それからずっと、
迷鳥というものが心にのこり、
この作品に変わったということなのです。

人もまた
当たり前の価値観の群衆からはぐれて
迷う個、がいるけれど、
それもまた
必然なのだと
教えてもらえた気もして。

発送方法

発送までの目安

5日

ご購入の際の注意点

※一枚一枚手摺りで制作しておりますので、エディションごとに色や形がわずかに異なる一点ものとなります。
※カスレやニジミや色ズレやヨゴレは作品表現の一部とご理解ください。
※画面上と実物では色が異なって見えることがあります。

ショップ

*描いているもの版画のモチーフは、心に残った風景、身近な動植物、変哲の無い日用品、天使や架空の動物たち。これらは二十代の大半を過ごした山梨の田舎で、土に触れ、…