胴締形茶椀「石紋」

胴締形茶椀「石紋」

¥68,200
在庫数:1
  • ギフト対応可

ご利用可能な10%OFFクーポンがあります(12月10日まで)

「石紋」とは、永遠の象徴として神社に受け継がれた紋

石は古来より変化せず長期的に存在するため、永遠の象徴として考えられてきました。また石には魂が宿ると信じられており、現在でも世界中で信仰の対象になっています。日本でも岩石・磐座(いわくら)を神の依り代として祀ることが多いです。
文様としての歴史も古く、色違いの正方形を交互に敷き詰めた石畳文様は、世界各地にみられる原始的なデザインです。
日本では神社の敷石などに古くから用いられ、時代によって名称が変化しています。
奈良時代には石畳文様と呼ばれ、平安時代には霰(あられ)文様と呼ばれました。
また平安時代には貴族の衣服などに用いられるようになり、江戸時代には歌舞伎役者の佐野川市松が袴に用いたことで大流行が起こります。そこからこの文様は「市松文様」と呼ばれ、現在でも人気のデザインのひとつになっています。
家紋としては、神社の敷石であることから神官やその氏子らが家紋として使用し、桓武平氏・土屋氏の代表紋としても有名です。また紋名では「甃(しきがわら)」や「石畳」と呼ばれることもあります。

形状は、胴をややしぼった胴締まりになっているので、持ちやすく安定感があります。

高台脇には大きく石紋を施し、滑り止めとして彫刻してあります。

材料:桜
仕上:拭き漆仕上げ
寸法:119φ×73(mm)

*取扱上の注意

スポンジと中性洗剤を使い、十分に乾かしてください。
食器洗い乾燥機は、ご使用をお控えください。長時間、水に浸しておくと変形する可能性があります。洗ったあとはなるべく、すぐに水分を拭き取ってください。

漆塗りの作品は、塗り直すことも可能ですので、お気軽にご相談ください。

発送方法

発送までの目安

4日

ショップ

Miyabow

福井 作品数:720

1980年石川県生まれ。国立高岡短期大学で木材工芸を専攻。2000年卒業、家具工房に就職し3年間勤務の後、酒蔵に転職し7年間蔵人として過ごすが、脳性麻痺の男性…