混合技法「Flamingo Fanfare」

2024年、F4号、絵、24.2×33.3㎝・額サイズ、40.5×49.5㎝、厚5㎝、パネル、石膏下地、額あり（画像の額）

Flamingo Fanfare（フラミンゴファンファーレ）
自身が過ごしてきた時間と記憶の断片を再構成した空想の世界。子どもの頃の憧れや心に強く残る印象が作品にインスピレーションを与えてくれる。
昔、TVのスクリーンの中のフラミンゴが空を紅色一色に染めていた。
その美しさは子どもの私を魅了した。それは今でも変わらずに私にとっての壮大で美しい自然の情景であり、私にとってのフラミンゴは美と希望の象徴です。
　
さて、この世界に足を踏み込めばどこからか聞こえてくるメロディー、それは生まれくる全ての生命の未来を希望を奏でる祝福のFanfare。
フラミンゴ（鳥）は自由と平和を象徴、左右の白い石は卵の暗示、命の象徴。
そして、三角旗は新たなものを想像する力、成功や繁栄、成長を表す形。
この絵が示すものは命への祝福と平和です。

この物語はもう一つ、F20号で描いた、祝祭の日と題された本作の続編とも言える作品があり、これは抽象的に図式化した構成で描かれています。本サイトにも掲載しています。
作者：赤木義光