龍になる幽霊達の正体

ある時恐ろしい鬼女の霊に襲われた。何体もの幽霊は無数のいわゆる反社会的な男達の幽体や有名人等の霊体を連れてきた。人は佛の世界に入るとき獣道や鬼達に襲われるそうである。それを4,5回体験している。その度にいわゆるあの世に向かい、また朝日と共に肉体へ帰って来た。その頃に描いた作品も数々ある。こちらの作品は最近のものでその数々の幽霊達の最後を描いた作品である。美容院の帰りにリュウビンダイというシダ植物を購入した。しかしあっという間に朽ちて株本だけになってしまう。その後を続くように幽霊達はその株本へ引き込まれ姿を消していった。黒い点の集団はやがて色を変え暖かいものへと変化する。相変わらず私の敵陣的な存在に近いけれどどうもそうでもない気配を感じはじめた。姿を変え誰かの役に立ち愛ある存在となる。私は本当は知っている。憧れなんて誰かのいたずらに過ぎない事を。気のせいではあるけれどそんな敵がやる気の根元となる人がいるのも事実である。悪い予感が恐怖にかわりいずれ何でもない存在になることを思いこの作品の数々を世の中に出していきたいと思う。

こちらは色紙より少し大きいサイズの手書きの作品です。

ご購入の際の注意点

登録では商品の返品交換は出来かねますのであらかじめご了承下さい。