黒柿宣徳爪掛抽斗
- ギフト対応可
まるで水墨画の龍のような木目の黒柿を贅沢に使用した天板。
引出しのロックとして使われているのは、宣徳仕上げ(註)された数寄屋金具の爪掛です。
取手の真鍮の金具は、鋳物でつくられており、大量生産されたものとは違いひとつひとつ個性があります。
抽斗(ひきだし)は、本来であれば隠れる部分になるので上等な材料を使用しないのが普通ですが、
あえて底以外の材料も黒柿を使用し、引き出した時のちょっとした楽しみになるようにしてあります。
この抽斗は、黒柿の木目を最大限に利用できるように材料を使用しました。そのため、割れやひびなどを取り去らずにそのまま活かしてありますので、気になる方はご遠慮ください。
飾り台として、大切なものをしまう引き出しとして、和洋どの空間にも置いても存在感を放つでしょう。
宣徳(せんとく)仕上げとは、味わい深くて渋い、和金物の独特のからし色の色付けの
技法です。
よく磨き出した真鍮の地金(銅7:亜鉛3)を伝統の薬液で煮炊いて色を付けたものがこの「宣徳」色です。
その名の由縁は、中国明時代の宣徳年間に確立された技法によるためとも言われています。
真鍮の表面を磨き上げ、秘伝の薬液で煮てこの独特のからし色になります。
この色に仕上げるためには真鍮でも銅の含有率の高い真鍮を用いることが必要です。
銅の割合が一定以下になるとこの発色は生じません。
深みのあるこの色は木生地とよく調和し、真鍮を磨き上げたピカピカのまま用いるよりも、この色の方がしっくりと馴染みます。日本の美の感覚の一つでしょう。
材料:黒柿
仕上:天然オイル
全体:幅361×奥行163×高さ113(mm)
抽斗内寸:幅280×奥行95×深さ52(mm)
ショップへの感想コメント
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by joichiito
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無事、到着致しました。 この度遂に念願のアクシュを手にすることになり…❤️色々な角度から眺めて先ずはスマホで「パシャリ‼️」手に取ると…とても丁寧なカップから宮保様の作品の素晴らしさを痛感致しました。直ぐ様、珈琲をカップに注ぐと…いつもの珈琲がいつもと違う美味しさを連れてやって来て…もう、嬉しくて嬉しくて美味しくて…♪♪心より感謝申し上げます。本当に素敵なお品物を有り難うございました。
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by ひかり
無事に届きました、フォークですが丁寧な作りで軽くて持ちやすい、金属と違って唇に触れる木質が冷たくない、菜箸は持ち手の部分が平たくえっと思いましたが、使うと手にしっくり馴染んで持ちやすい、オーダーで作って頂いたククサですが、手に取った時素晴らしい出来に感動、陰陽の調和を表すような色のバランス、とても綺麗です。持ちやすいよう取っ手に施された工夫世界に1つしかない私のククサです。ありがとうございました。