糸魚川翡翠 昭和初期コレクション用こつぶ石 28
お知らせ
信州、白馬にある実店舗、創業33年のクラフトショップ「森の生活」では、
僕自身の作品や息子でシルバージュエラーのGacU作品などを展示販売しております。
ショップにお越しになる方は、
不定休なので、必ず電話でご連絡をくださいね。 399-9301
長野県北安曇郡白馬村北城9565-R66
クラフトショップ「森の生活」
0261-72-7362
http://www.janis.or.jp/users/trout1/index.htm
縄文時代から続く、日本の翡翠宝飾文化。
糸魚川産の純粋な翡翠を用いて、ジュエリー用ルースを制作。
iichiで、糸魚川翡翠を用いた小物や原石を少しずつ紹介していますが、僕のメインの仕事は絵と、ジュエリー用のルース制作。
その合間に、端材を用いて、小物制作しています。
盗掘翡翠、違法採取翡翠はいっさい用いない。
日本が世界に誇る宝石を、余すところなく使い切る。
制作時には、自作ソーラーシステムで作り出した電力を使う。
地場ならではの魅力ある仕事を次世代につなぐ。
モノづくり生活43年、これらのことを、心がけて日々仕事をしています。
今回のご紹介は手持ちの糸魚川翡翠の中でも特上クラス。
昭和の中ごろに銀座の宝石商に納品するルース用にカットされた翡翠です。
写真の通り、たいへん小粒です。
ロウカン、ヨモギ、草もち、氷菓子など、今では幻の呼称となった石たちです。
ルースとしての最終仕上げまでは至っていません。
なので、コレクション用こつぶ石としての出品です。
ルース加工途中の石ですが、このグレードの糸魚川翡翠は、今ではほとんど出回らないです。
ルースケースに入れての発送となります。
糸魚川翡翠はテレビ番組でも数多く取り上げられ、人気、価格ともに上昇しています。
いろいろなサイトで販売されていますが、ご購入の際に気を付けていただきたいのが、原石の出どころです。
糸魚川翡翠の産地では、ほぼすべてが持ち出し禁止となっており、海岸周辺での、手のひらに乗る程度の翡翠(ほとんどがただの岩石)のみ、節度ある範囲での持ち帰りができるということになっています。
糸魚川市の中で、昭和初期に、国の許可を得て搬出された原石を所有、販売できるのは、たったの2社のみ。そのすべてが青海産の糸魚川翡翠です。これ、しっかりと覚えておいてくださいね。
クラフトショップ「森の生活」は、そのうちの1社からきちんと仕入れて、10年前から加工研摩の仕事をしております。原石所有、加工、販売、そのすべてにおいて、どこからも、誰からも叩かれない糸魚川翡翠のみを、仕事にしている。ここが何より肝心なことなのです。
糸魚川翡翠に興味をお持ちの方、大好きな方、何か作品を身に着けてみたい方。
限りなくグレーゾーンでの違法採取や、土建業者が持ち出して裏流通させている盗掘翡翠の販売や加工に、ぜひNo!!の声を上げてください。
僕が研磨した糸魚川翡翠ルースを用いて、息子でシルバージュエラーのGacUが、シルバージュエリーを製作しています。
iichiで販売しておりますので、そちらも合わせてご覧ください。
http://www.iichi.com/shop/gacu
ショップへの感想コメント
(340)-
by tetsu
白馬道の駅で拝見しました。 購入する時間がなく、自宅に帰ってきてから、ネットで調べて購入しました。また、白馬に行ったら、店舗に寄りたいと思います。 ありがとうございました。
-
by ポチョムキン
購入後、到着予定日のご連絡をいただき安心してお取引が出来ました。 いただいたお品物は画像の通りで、とても気に入りました。 また、お心遣いとお手紙も、ありがとうございました。 ロウカンは、光を当てるととても美しいです。 翡翠達を並べて置いて眺めて楽しんでいます。 また宜しくお願いします。