裂織津軽塗持ち手バッグ　赤/533

シルクの和装コート地を裂いて赤と黒の横糸にし手織りした津軽裂織のバッグ。持ち手は木地から作るオリジナルデザインの漆塗りです。
　手に優しい持ち手は、腕を通して使えるので便利です。和装はもちろん、ポップな色合いでジーンズやカジュアルな装いにも合います。かぶせ布付でバッグの中が見えないようにすることができます。
　津軽塗は元禄時代から作られてきた経済産業大臣指定伝統的工芸品の漆器です。素地から塗り、研ぎ、磨きを繰り返し約４８もの工程を経て完成される堅牢優美な漆塗り、研ぎ出し変わり塗り技法が特徴です。バッグの持ち手は七々子塗と呼ばれる、菜の花の種「菜種」で小さな輪紋を浮き上がらせた上品な津軽塗です。持ち手の色がオレンジから赤に変わると輪の色も変わっていきます。
　津軽では江戸時代から北前船が運ぶ藍染の古手木綿を細く裂いて横糸にし、さぐりと呼ばれる漁師の仕事着が作られていました。細く裂かれた布は絣模様の裂き布となり、織り上がった裂織は唯一無二の模様となります。裂かれた布の風合いは柔らかな手触りで心地よく、シルクの着物地は日本の色、深い色合いが魅力です。南部地方の裂織（南部裂織）昔は主に炬燵掛けが織られていました。こぎん刺しと南部菱刺しの技法も少し違うように、その土地の気候や風土の違いはその土地ならではの文化を育てます。

　
サイズ：縦１５ｃｍ×横３０ｃｍ×マチ１０ｃｍ（裂織部分）
※手作りのため５ｍｍ～１０ｍｍの誤差があります。

【お取り扱いの注意】
・津軽塗持ち手バッグは持ち手部分の変形、変色防止のため直射日光の当たる場所での保管は避けて下さい。
・津軽塗持ち手の汚れは柔らかい布で優しく拭き取って下さい。
・体質によりごくまれに（漆）で被れる事があります。
・同じ色にかぎり再販のご依頼を承ります。（同じ模様はお受けいたしかねます。）

〈洗濯時のお願い〉
・裂き織部分のみ手洗いする場合は白いものとの同時洗濯及び漂白剤の使用はお避け下さい。
・洗濯機、乾燥機の使用はお避け下さい。