花器 - 根盛

緩やかに伸びやかに、うねり流れるような
安定感のある造形が持ち味です。

渓流の岩に渦巻く川の流れや、海がしけて波頭が
崩れのうたつ大波のような形象も秘めています。

自然の窪みを生かして穴を開け、抜き差しできる
ガラス管を挿して花器としました。

風雪に耐えて、直立する幹や枝葉を支えてきた
木の根っ子です。
朽ちてなお、残り火のような生のエネルギーを
を放出しています。

一輪挿しや花入れ、フラワーベースとしては
もちろんのこと、生け花や華道具、茶道具の
花器としても使える一品です。

大きさ：430w × 160d × 160h (mm) ・1,500ｇ
素　材：木根 + ガラス管(13φ×90h) 1本
仕上げ：植物油拭き・着色なし
※挿してある枝は、作品には含みません。