こぎん刺しのテディベアS　総刺しこぎんクマ：全身総刺しこぎんクマ　紗綾型

• ギフト対応可
• オーダーメイド対応可

卍を崩した模様の紗綾型は、日本の縁起模様で、
家の永続や繁栄を表すとして武家に好まれました。
こぎん刺しには、伝統の模様に由来する模様はほかにもあるのですが、
布の織り目を数えて刺すこぎん刺しで、この紗綾型が良く表現できたなぁと思います。

さわやかに夏らしい青系の色味で仕上げました。
家の永続を表すという意味から、結婚記念日など家族の節目の贈り物にもぴったり。
この小さなクマが、あなたの、また大切な人のご家族の、末永い幸せをつなぐことができたら幸せです。
色違いのオーダーなども承ります。ご希望ありましたらお知らせくださいませ。

テディベアのすべてのパーツを、こぎん刺しの生地を使って作りました。
木目込み人形のようにほっこり上品、とりどりの伝統模様が千代紙のように覗きます。

■こぎん模様：紗綾型
同じ模様でも、こぎんには様々なパターンがあります。
卍を崩してつないだ紗綾型は模様を全体に刺したものをメインに、囲みを加えたり、
形が違うものを使ったり、様々な組み合わせのものをあつめました。

■仕様
サイズ
高さ7cm（耳を入れると8cm）×横7cm
奥行5cm
※自立はできませんので座った状態です。

素材
ジョイント、綿、コングレス（こぎんの生地）、こぎん糸、リボン

■こぎん刺しと総刺しこぎんクマとは
こぎん刺しは、青森県津軽地域に伝わる刺繍麻の着物の補強や保温が目的でしたが、やがて着物全体を飾る模様として、たくさんの模様が生まれました。
「てこなこ」「きくらこ」など、津軽弁の名前が付いた模様や、
「紗綾型」「亀甲」「鱗形」など日本古来の縁起模様に由来する模様もあります。

「総刺しこぎんクマ」は、こぎん刺しを生地全面に施した「総刺し」を使ったテディベア。
小さいため、身近な空間に飾ることができます。
またバッグなどに入れて連れて歩くのにもちょうどいいサイズです。
小さなぬいぐるみと一緒なことで、気持ちが不思議と落ち着くこともあります。

首、手足が自由に動かせますので、お好みの表情にできます。
嬉しい時は一緒に喜んでいるように、
元気がでない時は、励ましているように、
見る人の気持ちに添えるように、敢えて目鼻のパーツは付けていません