iichi通信 No.1597

美しき、冬のアクセサリー。

朝日を浴びて、きらきらと溶ける雪や氷。朝露で湿った植物たち。白い霧に包まれた町の中心には、赤い靴下の掛かったクリスマスツリーが飾られていて…。冬だけの景色、冬だけの楽しみをぎゅっと一粒に閉じ込めた、美しい装身具を集めました。

雪、氷、雫、美しい冬の装身具。

北風に息をひそめる、植物のアクセサリー。

クラシックなジュエリーで着飾る、クリスマスの季節。

冬の日々を紡ぐ、あたたかな刺繍のアクセサリー。

編集後記

日の出前と日の入り後、光と色が空じゅうをたゆたう時間を、薄明(はくめい)=twilight(トワイライト)と呼ぶのだそうです。冬の朝だけに見られる、お日さまが昇る前の、空一面が魔法のようにピンク色に染まる美しい瞬間。静かに目覚めていく街の風景をベランダから見ていると頭の中にビル・エヴァンスの"Soirèe"が流れてきて、やらねばならぬあれこれを忘れ、ほんのひとときだけ穏やかな気持ちになります。みなさんの住む町では、どんな冬の景色が見られるのでしょうか。(編集・I)

次回予告 配信日 2025.12.14

次回のiichi通信は「いつもそばに、暮らしの白」。冬の日々をそっと明るく照らしてくれる、暮らしの中の白いものたち。ランプや花瓶、エプロンや器、アクセサリーやバッグ、癒しのぬいぐるみなど、衣食住の白いものを集めてお届けします。どうぞお楽しみに!

2025年12月10日