iichi通信 No.1565

さらり、木の家具と。

長い夏の、涼やかな家づくり。木の家具のある空間は素肌にさらりと心地よく、暑さを少し和らげてくれるようです。木目の美しいランプや時計など部屋に馴染みやすいアイテムから、憧れの無垢のテーブルやビンテージチェアまで、暮らしを彩る木の家具を集めました。

ドアを開けるたび、笑顔になる玄関。

どこにいてもくつろげる、リビングダイニング。

バスルームにも一工夫して、より心地よく。

一日の疲れがほっと癒える寝室づくり。

編集後記

家にある木の家具を眺めてみると、色も見た目もバラバラ、様々な国や場所から来たものばかり。一目惚れが多くあまり計画せずに買ってしまうので、なんだか和洋折衷な我が家になりました。一番古い家具はおそらく1950年代のラウンジチェアで、デンマークのデザイナーによるもの。数年前に座面をまるごとブルー&グレイに張り替えメンテナンスしました。この椅子と同じくらいお気に入りなのが、ホームセンターで買ってきた大きな合板にワックスを塗り天板にした作業台です。実家の父に頼んで一人暮らしの家まで一緒に運んでもらったのがもう10年以上前の話。今は私が仕事を、息子が隣で宿題をしています。一つひとつに思い出が詰まった木の家具。みなさんの家具ストーリーもぜひお聞きしてみたいです。(編集・I)

次回予告 配信日 2025.8.24

次回のiichi通信は「晩夏のやさしいお茶の時間」。朝晩の風にふわりと混ざる、秋の気配。暑さの続く日々に疲れた心と体には、お茶とお菓子を用意してあげませんか。リネンのエプロンやクロス、憧れのポットやカッティングボード、デザートが映える器など、心満たされるお茶時間のアイテムを集めてお届けします。どうぞお楽しみに!

2025年8月20日