果物籠のある静物の陶板画

あるとき美術館で絵を見ている時１枚の絵に釘付けになってしまいました。その絵に描かれている果物のみずみずしいこと。思わず手を伸ばしてもぎ取りたい錯覚に落ちたくらいで、また構図もとても素晴らしいものでした。どうしても模写したくて陶板に描いてみましたが、やはりとてもむつかしく原画とはほど遠いものですが、焼成を終え額に入れてみるとまあまあだと自負しています。
原画は背景も暗くもっと重厚な雰囲気をかもし出していますが、私は背景も全体に明るく仕上げてみました。額の周りの布は濃紺の別珍で絵を浮き立たせてくれています。
オランダのコルネリ・デ・ヘームの１６５４頃の作品です。
サイズは額を含め全体で５１ｃｍｘ４１㎝です。