草木染したスツール

size　W400×D230×H450×SH440
使用材　栗
塗装　栗　（草木染）
　　　オイルフニッシュ

栗材はタンニンが豊富に含まれており、鉋掛け中にしたった汗に反応して、板が黒く変色してしまいますので栗材の扱いには、手袋をしたり汗を落とさないようにと、色々気を使うものです。

今回は、その栗材に豊富に含まれるタンニンを利用して、草木染の技術を使い染色してみました。

　一般的な、着色ですと染料や顔料を使い着色するのですが、草木染の技法による着色ですと、木材の素材そのものの色を変えてしまうので、人工的な着色の感じを感じさせないかと思います。

座面は、草木染で浮造り仕上げにしました。
広葉樹の浮造り仕上げはあまり見かけませんが、広葉樹の浮造り仕上げも品が良く、座面にわずかに凹凸が加わり、手触りも心地良いかと思います。