バルチック・アンバー（琥珀）・ブローチ　北欧アンティークⅡ / ヴィンテージ

北欧のラトビアから届いた
バルチック・アンバーのヴィンテージ・ブローチです。

オレンジとイエローの
二種類のシー・アンバーが付いたブローチ。

どちらもこってりとしたバターやチーズのような照り感です。

バルチック・アンバーとはヨーロッパの北の
バルト海沿岸で採れるアンバー（琥珀）のことで
ラトビアは海中で採れるシー・アンバーの代表的な産地です。

アンバーは樹木の樹脂が地中で堆積してできた鉱物ですが
シー・アンバーは地中の土砂が海や湖に流れ込み
海中や水中で堆積した樹脂から生まれた琥珀です。

琥珀は樹脂なので通常蜂蜜のような飴色をしていますが
バルチック・アンバーはまるで卵の黄身のような
こってりとした質感やバター色の色彩が特徴です。

地中だけで形成された琥珀と違い
海中に流れ込んだせいでしょうか。

ブローチはワイヤーで細かく編まれています。
ラトビアのオールドスタイルのデザインのようです。
ぐるぐる巻いたようなデザインや細工が多いです。

現代のファッションではブローチを付ける機会はあまりありませんが
こちらのブローチはピンを外せば簡単にペンダントになるので
リメイクして使用してもいいでしょう。

ヴィンテージ品を観賞用として楽しむのも
リメイクして再利用するのも
どちらもヴィンテージならではの楽しみ方だと思います＾＾

乳製品のようなスィートな質感と
アンバー特有の飴色の照り感。
食べてしまいたくなるほど魅力的な逸品です。