ギンナン（旬）

商品名：ギンナン（旬）
品番：NG00034A02
品質：M（同じ素材の中での比較による品質表示）
サイズ：約 25×17×14〜21×14×11mm（1個体サイズ）
入り数：約 60 個
総重量：約 100g（パッケージを除く）
採取地：日本産

名称：イチョウ、銀杏
別名／俗称／和名：ギンギョウ、公孫樹、白果、鴨脚（中国名）
英語：Ginkgo, Maidenhair Tree　
学名：Ginkgo biloba
分類：イチョウ科 イチョウ属　　
産地／分布：中国原産。移植され世界中に分布。

2014年採取の銀杏。今年、採れたての“旬”素材です。乾燥期間はまだ1ヶ月程度（2014年10月〜）ですので、種子の中は乾燥していません。銀杏には、代表的なもので4種類ほどの品種がありますが、この商品はやや大きめの細長いものを揃えました。

中国原産で、移植され現在では世界中に分布する、1科1属1種の落葉高木。
広葉樹にも針葉樹にも属さない裸子植物の一種。
日本では誰もが知る身近な木ですが、現生の種子植物の中では、ソテツ類とともに最も原始的な性質を残した植物とされています。また、イチョウ科の化石は、古生代後期から新生代第三期まで世界中で多く見つかっており、17属あったとされていますが、その中で、唯一現存しているのが中国に生き残ったこのイチョウです。そのことから、イチョウは『生きた化石』と呼ばれる植物の一つ。日本には、仏教の伝来とともに中国より移入されたといわれます。

秋になると特徴的な扇形の葉が黄色く色づき、その紅葉の美しさと、丈夫で病害虫や剪定に強いという特性から、公園樹のほか街路樹としてたくさん植えられています。2007年の国土交通省の調査によれば、街路樹として57万本のイチョウが植えられており、樹種別では最多本数。

銀杏は食用としてはわりと高級な食材になっています。ただ拾ったばかりの実は、知っての通りとても臭く、特に果肉のような外種皮（がいしゅひ）は直接触ったり皮膚などに触れると、ひどくかぶれるので注意が必要です。ただ、その果肉（外種皮）を剥き、よく水洗いして乾燥させると、銀杏という文字の意味がわかるほどきれいな白色で、陽にあたると銀色に輝いて見えます。

リースやクラフト用素材としては、1年間ほどよく乾燥したものを販売していますが、この白が美しい未乾燥のものを“旬”素材として期間限定で販売します。従って、食用として販売されているものと同様に種子の中までは乾燥していませんので、お取扱いや保存の方法によっては、カビが発生する可能性がありますので、ご注意下さい。
尚、ウルシなど植物アレルギーのある方または銀杏（イチョウ）そのものにかぶれ易い方のご購入はご遠慮下さい。

この商品とは別で、1年間ほど乾燥させた銀杏はコチラです。
ギンナン（乾燥）　品番：NG00035A02
http://www.iichi.com/listing/item/421318

主な用途と素材の処理方法
■作業効率や素材の保存を考えて、
ジップの付いた自立式の透明なパッケージに入っています。
商品には乾燥剤（食べられません）が入っています。

■主な用途：リース用素材、ショップのショーケースなどのディスプレイ、お料理のデコレーション、インテリア、各種クラフト用素材など。

■処理方法：2014年採取の旬素材です。自然落下したものを採取。果皮を剥いたあと水洗いし、食品用アルコールを散布して消毒、日干し（2014年10月〜）。