—— なぜ、レザー(本革)なのか
・自分だけのストーリーを積み重ねる「一点物」
昔からレザーという素材に惹かれていました。そこにある「格好良さ」や「上質さ」はもちろんですが、何より私を魅了したのは「エイジング(経年変化)」でした。
使い込むほどに色が深まり、艶が生まれる。それは単なる劣化ではなく、持ち主が刻んできた「時間」そのものが、目に見える形で体現されているということです。自分だけが知っているストーリーが、そのエイジングに表れる。私はそれを「一点物」と呼んでいます。
—— なぜ、牛革を使用しているのか
・命を「余すとこなく」使い、長く寄り添う
私が数ある素材の中から「牛革」を選ぶ最大の理由は、それが食肉の「副産物」であるという点にあります。
私たちは日々、命を頂いて生きています。そのかけがえのない資源を、捨てられることなく可能な限り最後まで使い切り、良いと思える物を作っていくこと。それが、失われた命に対する私なりの「感謝」であり「敬意」です。長く使って頂けることこそが、良い物の証の一つだと信じています。
—— なぜ、イタリアンレザー「マルゴー」なのか
・作り手の想いに共鳴する
マルゴーをメインに据える理由は、イタリアの小さなタンナーの代表、シモーネさんとの出会いでした。来日していた彼のトークセッションに参加し、その職人としての哲学に深く共鳴しました。
• 効率よりも「命」への誠実さを
彼の工房「ヴィルジリオ社」は、従業員わずか5人で、希少な「ピット層鞣し(プールのような槽にじっくり漬け込む伝統製法)」を守り抜いています。通常の3倍以上の時間をかけ、素材に対して誠実に向き合うその姿に、私は敬意の形を見ました。
• 「不完全さ」を美しさに変える
マルゴー独自のスクラッチ加工は、革の傷やシミを隠すのではなく、あえて表面を擦ることでそれらと調和させ、唯一無二の表情に変える技法です。「不完全なものを否定せず、美しさへと引き上げる」その姿勢に、強く惹かれました。
• 自然と共生する「循環」
シモーネさんは気候変動と向き合いながら、地球環境に負荷をかけないサステナブルな製法を貫いています。それは私の芯にある「資源を余すところなく使う」という精神と重なりました。
—— ブランドネーム「RE:」に込めたコンセプト
・三つの「RE」を循環させる
世の中にあるアイデアのほとんどは、すでにある物同士の組み合わせです。私は既存の形や用途を自分の考えで「再定義」し、そこに新たなアイデアを取り入れて「再構築」します。
1.Respect(リスペクト): 命ある資源と、職人の想いへの敬意。
2.Redefinition(再定義): なぜその形なのかを問い直し、新しい価値を見出すこと。
3.Re-create(再構築): 自分のアイデアを取り入れ、新しい形を創り上げること。
この循環こそが、ブランド「RE:」のコンセプトです。
最後までご覧いただきありがとうございます。ご購入の検討をされる際の参考になれば幸いです。
ショップへの感想コメント
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外へ持ち歩きたくなる♪イタリアンレザーで作ったKindleケース(オリーブ)品物を受け取りました。とても素晴らしいものです。大切に使わせて頂きます。
