リング《Organisme/有機体》
大きなブラック・オニキスと6粒のガーネットが印象的です

リング《Organisme/有機体》

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リング《Organisme/有機体》
素材:シルバー970・オニキス・ガーネット
重さ:14g
リングサイズ: 13-14号 真円のリングでは無いので15号の人でもギリギリ入ります

藍色からブロンドへと、グラデーションの地色に大きなブラック・オニキスと小さなガーネットのピンク色が印象的なリングは、七宝焼き・宝石・シルバーを組み合わせた、ユニークな作品です。そのカタチは有機的なものを感じさせ、身に着ける人の印象を特別なものにします。作家の福浦利枝は「宝石」を、これまでに無いユニークな使い方で作品を制作しています。その秘密に迫りました。

〖コンテンポラリージュエリー・アーティスト 福浦利枝インタビュー〗

ーとても手の込んだリングにみえますが、つくり方を教えて下さい。

F:2枚の銀の板、0.6㎜と0.8㎜を張り合わせて形にしています。

―銀の番号を教えて下さい。

F: 銀の純度は*1)970SVを使いました。通常、950SVや、925SVを使いますが*2)七宝で色を入れる事を考え、通常より純度の高い970SVを使いました。

ー970SVを使うと、どうなるのでしょうか。

F: 銀の純度が高くなることで、七宝の*3)釉薬との親和性が生まれます。また、色もきれいに仕上がります。しかし、金属は純度が上がることで柔らかくなります。

ー柔らかさ・強度は、どうコントロールするのでしょうか。

F: リングに必要な強度は、二枚の板を*4)銀ロウ付けで張り合わせることで得ることが増し、曲がりにくくなります。

ー七宝の効果を教えて下さい。

F: 七宝は釉薬を溶かし、表面をつるりと光沢を出して使用することが多くあります。しかし、今回のリングでは、透明釉薬が溶けきる前のザラリとした印象と、透明感のある色を共に表現したいと思いました。透明感のあるザラリとした印象が、黒く透けない*5)オニキスと、透明感がありながら深い色の*6)ガーネットと合うのではないかと感じ作りました。
***
ハイブランドのアクセサリーに懐疑的だった作家は、1998年にコンテンポラリージュエリーを学び始めた。2003年から個展を開催し、当初より宝石を取り入れた作品を発表している。その理由を、定期刊行物『JEWEL』のインタビュー記事で、次のように答えている。

「私は石がすごく好きで。だけど、石を入れるとその石を見せたいのか、何を見せたいのかわからないと言われて。それも確かだと思い、思識して使わない時期もあったんです。でもある時、石も好きだけれど、色が好きなんだと、最近では七宝を習い使っています。金属でも、銀の色で白くしたり黒くしたり、鏡面にしたり粗したりすると色が変わるので。 (中略)まず、色の雰囲気からイメージしていくことが、作品作りにつながります。」


*1)silver970…シルバーとその他の金属を混ぜた合金
配合比率はシルバー:その他の金属=97:3 銀は非常に柔らかく変形しやすいため強度を上げる目的で配合する silver950はひとつひとつ手づくりする作家に好まれる傾向にある 「silver970」は更に純度の高い素材である
*2)七宝焼き…金属とガラスでつくる伝統工芸技法 金や銅などの金属の素地にガラスの釉薬をかさね約800℃の高熱で焼成する
*3) 七宝の釉薬…ガラスの粉を溶かした釉薬
*4) 銀ロウ付け…銀を主成分とする金属ロウ材(融点の低い合金)で、硬ロウ付け(450℃以上の温度で行うろう付け)にもちいる 母材よりも低い融点を持つ銀合金を加熱して溶かし金属間のすき間に流し込んで接合する技術
*5)『JEWEL』 SUMMER号、株式会社レーヌ出版、2025、P40

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作り手

コンテンポラリージュエリー作家 / Contemporary Jewelry ArtistEducation2006 University of Iowa, …