鹿の角 紅十勝石のリング 約12号

北海道奥尻島で「身に着ける自然」をテーマに、鹿の角や水牛の角、虹彩珊瑚、天然石などを使用してアクセサリーや小物を制作しています。

個性的な自然素材と天然石を使用したアクセサリーを身に着け、自然とのつながりを感じ、日々の生活をより豊かにしていただければ幸いです。

鹿の角は個体ごとに模様や質感が異なります。
春には自然に抜け落ち、再び生え変わることから、再生や循環の象徴として古くからアイヌ文化や、ネイティブ文化の中でも尊ばれてきました。

文化の背景を大切にしながら、自然素材を活かしてかたちにしました。

こちらは【鹿の角 紅十勝石のリング 約12号】になります。

鹿の角を削り出して成形した土台に、北海道産、紅十勝石を埋め込んだリングです。
角の厚みを活かしつつ、指に掛かる部分はなだらかに絞り込み、見た目のボリュームと装着感のバランスを意識して仕立てています。

中央に合わせた紅十勝石は、北海道十勝地方で産出する黒曜石(オブシディアン)の一種。
内部に含まれる微細な鉄分由来成分によって、黒地の中に赤褐色〜暗赤色の揺らぎが現れるのが特徴です。

今回使用した個体は、強く主張する赤ではなく、奥に沈んだような色調のため、艶のある研磨面と相まって落ち着いた印象に仕上がっています。

鹿角の柔らかな白と、紅十勝石の黒〜赤のコントラストは、金属リングでは出しづらい独特の雰囲気を生みます。

自然素材・天然石を使用しているため、鹿角部分の色味や斑点、石の内部表情には個体差があります。
一点ものとしての個性をお楽しみください。

※鹿の角は水分を含むと少し柔らかくなります。
長時間濡れた状態で身に着けると、埋め込んでいる天然石が外れてしまう恐れがございますのでご注意ください。

■材質　　　鹿の角
■天然石　　北海道産 紅十勝石
■サイズ　　(約)12号