藍の深い青は、ひと目で伝わる品格と静かな美しさが魅力です。
日本では、お正月飾りを毎年新しいものに替える風習があります。
その想いを大切にしつつ、繰り返しお使いいただけるしめ飾りとして仕立てました。
長く愛着を持って飾っていただける一品です。
自然素材だけを使って工房で一枚一枚丁寧に制作しています。
新しい一年を迎える特別な飾りとして、ぜひお選びください。
◎仕様
原料 蒅藍
素材 麻生平 (苧麻100%)
技法 藍型染
サイズ
縦50cm 横33cm (作品により変動あり)
上下に棒を通す穴を縫製してあります。竹は付属しておりませんのでご希望の場合はオプションよりご選択ください。
◎デザイン
『豊穣』を意味する稲穂、
『福』を呼ぶ三重の縄、
『縁』を結ぶ組紐
◎藍染・技法
徳島産最上級の蒅藍を使用し、
模様は柿渋紙に型を彫り、もち米と糠でできた糊をおく型染め
糊が落ちないように染液に浸す浸染という染色技法です。
◎麻生平について
苧麻や大麻を裂いただけの撚りの掛からない、自然のままの糸(生平糸)で平織で織った生地
麻生平は何百年も前から存在し、各国の出土品の中からも多数発見され、高価な生地であったことがうかがわれます。
他の工業製品のように品質が一定なものはなく、1点1点が異なった趣きのある生地です
◎お手入れについて
-天然藍染の特性で長く紫外線に当てると薄く黄ばみが出てくる場合があります。
その場合一晩ほど温かい水につけてから蛍光材の入っていない中性洗剤で水洗い後、日光の当たらない場所で保管することをお勧めします。
-お水洗い後は濡れている状態で両端をはさみ、引っ張るように乾かしてください。アイロンは半乾きの状態でかけると効果的です。
※一枚一枚手染めしておりますので、個体により色や染め具合に違いがあります。染めムラが生じる場合もあります。