碗（金銀彩紅椿d）

初冬の陶房の窓から見える庭に咲く紅椿を描いた碗です。
落ち着いた黒釉に華やかに描いた紅椿が映え、和の美しさと季節が感じられる作品です。

この器は、信楽の土を使いろくろで作った碗に、紅椿を手描きで丁寧に少しづつ加彩し焼成を重ねています。陶房で調合した釉薬の焼成後の色と、自然の花の色を考えながら絵付けをしています。金や銀で椿に華やかさを添えています。金や銀を使っての絵付けは技術的に難しく、作業時の温度、湿度管理に気を遣い仕上げています。

手に優しくなじみ、持ちやすく口当たりも滑らかです。
料理が映え、お祝いの席やおもてなしののひとときにもお使いいただける器です。
大切な方へのプレゼントにも喜んでいただけます。
使っているうちに深みが増す様子が楽しめます。

径12.0cm　高さ7.5cm　重さ240g

※電子レンジ、食洗器、オーブン、クレンザー、ナイロンたわしなどは使用不可です。