注器 （金銀彩紅椿）

味わい深い色の注器に陶房の庭に咲く椿を描いた雅で和の美しさが感じられる作品です。
蓋のつまみは椿に訪れる鳥を表現しています。
紅茶の茶葉のジャンピングにも適した形状で紅茶も美味しくお飲みいただけます。

この作品は、信楽の土を使いろくろで作った注器に椿を手描きで丁寧に少しづつ加彩し、焼成を重ねて仕上げています。椿は金銀をアクセントに華やかに描いています。
内側は釉薬をかけ、茶こし穴は細かい穴を丁寧に開けています。注ぎやすく湯切れも抜群です。蓋もすり合わせが良くぴったりです。蓋には蓋止めを付けています。
金銀・色絵などの絵付けは技術的に難しく、作業時の温度・湿度管理に気を使って仕上げています。作陶から仕上げまで時間をかけて完成させた希少な作品です。
別売りの湯のみと合わせてお使いいただけます。

おもてなしや大切な方へのプレゼントに、インテリアとしても喜んでいただける作品です。
使っているうちに貫入が入り深みが増す様子も楽しめます。

貫入について
陶磁器の表面に入るひびの事で、味わい、見どころの一つです。

径13.5cm　高さ17.5cm　口径6.0cm　重さ700g　容量1200cc（八分目）

※電子レンジ、食洗器、オーブン、クレンザー、ナイロンたわしなどは使用不可です。
※金や銀は酸化するとくすんだ落ち着いた感じとなりますが、宝石などを磨く布で優しく拭くと
　輝きが戻ります。