Royal Copenhagen / ロイヤルコペンハーゲン / Baca（バッカ）シリーズ / フラワーベース

部屋の空気を変える「静かなる主張」：アートピースとしてのフラワーベース

Royal Copenhagen / ロイヤルコペンハーゲン / Baca（バッカ）シリーズ / フラワーベース

北欧ヴィンテージの世界において、単なる食器や生活雑貨という枠を超え、一つの「アートピース」として語られる存在があります。それが、Royal Copenhagen（ロイヤルコペンハーゲン）の「Baca（バッカ）」シリーズです。

ニルス・トーソンがデザインを手がけたこのシリーズは、ロイヤルコペンハーゲンの伝統的な優美さとは一線を画した、野性味と力強さを秘めています。

このフラワーベースに描かれたモチーフは、古代の壁画や象形文字を思わせる、力強い抽象的なパターン。素朴な土の質感と、深く釉薬が絡み合った、立体的なレリーフが特徴です。

写真から伝わる、ダークトーンの中に浮かび上がる鮮やかな青やゴールドの輝きは、まさに「静かなる主張」。このフラワーベースを飾るだけで、部屋のムードは一変し、まるで小さなギャラリーのような空間が生まれます。

それは、単に花を活けるための道具としてだけでなく、何も活けていない時でさえも、その存在感で空間に豊かな物語と奥行きを与えてくれるからです。北欧の厳しい自然や歴史、そしてそこから生まれた力強いアートのエッセンスが、この作品には凝縮されています。

■メーカー：Royal Copenhagen（ロイヤルコペンハーゲン）
■シリーズ：Baca（バッカ）
■デザイナー：Nils Thorsson（ニルス・トーソン）
■年代：1960年代〜1970年代
■サイズ：高さ22cm 底7.5cm✕7.5cm 口径5.5cm
■状態：ヴィンテージ品として非常に良好な状態です。
・目立つカケやヒビ、修復跡などはございません。
・製造時にできたと思われる釉薬の濃淡や凹凸、裏面などに微細な経年変化が見られますが、バッカシリーズ特有の風合いとしてお楽しみください。