竹ペン　木軸は黒柿

黒柿をペン軸にした竹ペン。　（琴一ペン2型）

ご覧いただきありがとうございます。

元々絵を描くことが好きで、ベンシャーンのような線を描きたかった私の友人、琴一が考え出した竹ペンの新型バージョンです。

今回のペンは、ペン先の隙間にインクが蓄えられるよう、琴一ペンならではの二重構造にしたまま、表面、裏面の両面とも硬い竹の表面をペン先にした物です。両面を利用出来ます。

従来の琴一ペンでは、長い期間の使用で金属ペンに比べて、竹と言う素材から摩耗が見られました。これはこれで使う方々の個性や味となって表現されていた思います。

今回の新型ペンは竹の一番強い表面で書けるよう表裏作ってありますので、従来型より摩耗が少ないと思います。

素材探しから、製作するための治具作りなど全てにこだわり、ペン先を二重構造にして、その隙間にインクが溜まるように作りましたので、想像以上に長く書き続けることが可能です。（紙質、筆圧にもよります）

ペン軸は、黒柿を使用しています。黒柿は柿の木の中でも1万本に1本の確率と言われ、さらに樹齢150年以上の老木にしか生まれない貴重な材です。

手書きが見直されている今、この竹ペンで味のある文字、絵で表現してみて下さい。

使用前はペン先を軽く水につけて、布やティッシュペーパーなどで水分を拭き取ってからインクにつけて使用して下さい。また使い終わりましたら、色が出なくなるまで水洗いして乾いた布やティッシュペーパーなどで水分を拭き取って下さい。

サイズは約176mmです。個体によりサイズ、色合いなど若干の違いがございます。ご了承下さい。

ペン先の交換は出来ません。竹製ペン置き付きです。