混合技法「二つの小さなガラス器の静物」

混合技法「二つの小さなガラス器の静物」

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お知らせ

<作品について>
① 作品は原則、額を使用する場合を想定して以下の処理をしていますが、額を入れずに直接絵を壁にかけたりイーゼルなどで飾られる場合もあると思います。本作品ついて以下のことをご了承ください。
「額装の場合、作品と額が数ミリ接続する部分があります。長い間、額と作品とが触れたままになる部分は絵の具に使われる溶剤が完全に乾燥していても、湿度や温度などの様々な要因で作品の一部が額と接着することがあります。それを防ぐために作品完成後必要と判断した場合は、作品の周囲3mm程度を極軽く削ることで…

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2002年、SM、絵、22.7×15.8㎝、合板に石膏下地、額なし(画像の額はイメージです)

左の小瓶は、樹脂と油の溶剤が入っていたもので茶褐色に染まっています。右は、一輪挿しです。その中にはワインのコルクの蓋が落とされています。
コルク樫の樫の木はワインの栓として優れているだけでなく、商売繁盛や学業成就の縁起の木でもあルそうです。

「テンペラ、油彩」と言う表記について」〜少し専門的になりますが以下に解説します。 
テンペラ・油彩と表記している意味は、いわゆる混合技技法のことです。この技法は16世紀イタリア(北方ルネサンス時代)に生まれました。卵黄に油彩の油を同量滴下して混ぜて作るエマルジョンを作ります。これは水と油分の性質を兼ねているので、顔料とエマルジョンと水で絵の具を作ります。すると油絵の具の上に水で解いて描くことができます。油絵と交互に使うことで光の多重反射による美しい輝きが得られます。また、水分と油分を兼ねるエマルジョンは油分の上でわずかに弾かれ、引いた線は髪の毛のように細くなるので、細部を描くことが容易になりました。つまり、細密描写が可能になります。
ちなみに、エマルジョンは身の回りにもあります。例えば、スキンクリームや、マヨネーズ、卵黄ななど、エマルジョンと言えます。

テンペラ・油彩と混合技法の基本的な違いはないのですが、私は扱い方で表記を分けています。
水溶性の部分と油性部分の重なる層が多いこと。混合技法とし、互いが重なる層が少なく部分的だったりするものを、テンペラ・油彩と、本表記のように呼んでいます。
 
ただし誤解のないように言うなら、卵黄テンペラは油性と合わせて描くことは原則しないので、正確には、ここで言うテンペラとはテンペラグラッサあるいは油分の多いテンペラといいます。 

発送方法

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発送までの目安

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ご購入の際の注意点

作品の色味や明るさについては、再生する各機器の色彩設定により多少異なることをご理解願います。また、直射日光の当たる場所や湿度の高い場所、夏のエアコン、冬ストーブ等の近くでの展示はお控えください。本作に関わらず絵画作品全般における注意点となります。

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大分 作品数:98

◆ご挨拶絵画・アトリエアルテをご覧いただきありがとうございます。飾られた作品たかちが、誰かの笑顔になったり、優しい気持ちにさせたりできると嬉しいです。絵画作品…