005 アンティーク　ファセットカットのサフィレットリング

STORY＊＊＊
遥かなる時を遡り、19世紀末から20世紀初頭にかけて生み出された不思議なガラス「サフィレット」。その美しさは偶然と職人技の賜物であり、今ではもう製法が失われ、幻となった存在です。
ある日、イギリスの古いジュエリーボックスの中から見つかった一粒のサフィレット。その表面には長い時を経た証として、小さな傷と曇りが見られるものの、宝石のような輝きは今なお健在でした。ブルーとブラウンが静かに共存し、光の加減で妖しく変わるその表情は、どこかミステリアスで、見る者を引き込みます。
そのサフィレットは、現代の熟練の職人の手によって新たな命を吹き込まれました。シルバーのバンドにしっかりとセットされ、再び「装う美しさ」として生まれ変わったのです。
⁂ストーリーはイメージです。

商品説明＊＊＊
美しいルースの状態で見つかった希少なサフィレットを、シルバーの台座にセットしたリングです。サフィレットはその独特の製法と美しさで知られ、状態の良いものは非常に珍しいとされています。
光の角度によって表情を変えるこのサフィレットは、ブルーが少なめで、ブラウンが比較的強い個体です。しかし、その落ち着いた色合いの中に、時折ブルーやピンクの発光したかのような輝きが現れ、その美しさはまるで時間を超えて輝く宝石のようです。
アンティークのサフィレットが持つ独特の存在感と、現代のシルバー台座が融合したこのリングは、まさに特別なひと品。手元で静かに、しかし確かに光を放ち、装う人を魅了し続けることでしょう。

サイズ☞ 10.5号
仕入れ国☞ イギリス
年代☞ サフィレットは推定1900年代、バンドは現代品
素材☞ シルバー、サフィレット（ガラス）
商品の状態☞ 経年による変色や小傷、汚れがございますが、良好なアンティークコンディションです。

⁂撮影に使われている什器や小物は販売商品ではありません。