めで鯛を持った招き猫 Ornament of a beckoning cat holding a happy sea bream

めで鯛を持った招き猫 の木彫りオーナメント
Ornament of a beckoning cat holding a happy sea bream

※銘木を使い丹精込めた手彫りです。
様々な道具、良質なオイルを使い、独自の加工をしています。
アクリルやウレタンなどの加工をしていませんので、
経年変化をお楽しみいただけます。

ぷっくりとした鼻まわり
キラッと輝く目、めで鯛
丸く短い手足を丹念に彫り上げました。

猫は、黒を中心に色付けしてあります。
使っている色は、アクリル絵の具ではないので、
木の質感はそのまま生きています。
さらに様々な加工をして、質感の違いを出しています。
呆れるほど時間と精神力と体力を使いますが、
それよりも高揚感が上回ります。


吾輩には使命がある。
黒猫である吾輩を＝不吉と
いまだに信じている人々のために、
黒猫＝幸運であることを教えることである。

吾輩は旅に出た。

小腹も減ったので、吾輩は漁港を歩く。

気の良さそうな漁師が魚を並べている。

吾輩は思いついた。めで鯛を持っていれば、
一目で黒猫はめでたいと、
わからせることができるだろうと。

忍足で近づき、漁師に猫撫で声を出す。

イチコロの漁師は、吾輩にイワシを投げてよこす。
吾輩は可愛いので、当たり前のように
イワシを一瞬でたいらげると、
漁師にお礼を言うかの如く近づき、
またもや一瞬で並べてあった、めで鯛を拝借した。

泥棒猫！と漁師は叫ぶ。
吾輩はおもむろに立ち上がり、
めで鯛を小脇に抱え招き猫のポーズをお見舞いすると、
漁師は満面の笑みで、こりゃーめで鯛招き猫だと
周辺の漁師に言ってまわるのもわかっていた。

めで鯛を小脇に抱える招き猫の吾輩のおかげで、
漁師の市場は大繁盛。

吾輩も猫の手も借りたい程大繁盛。


「サイズ」縦11cm　横4cmです。

手のひらサイズなので、
どこでもどんな時でも縁起を招きます。


「素材」銘木（模倣の防止のため木材名はふせます。）
通直。肌目は緻密で光沢がある。
心材の耐久性は素晴らしい。脂分が多い。


「世界の猫の縁起について」

黒猫は病を退ける
古くからニュージーランドやイギリスでは
幸運の象徴。
船乗りの家で黒猫を飼うと無事に
帰港できると信じられていました。

猫のひげ＝金運アップのお守り

ネズミをとるので魔除け。

ヨーロッパの方から伝わったジンクスでは
カギしっぽの猫は幸運を運ぶ。

曲がったしっぽの先に幸運をひっかけてきてくれる猫。

黒い肉球は頭が良く、狩りが上手。

イタリアには、「猫のくしゃみは幸運の前触れ」

花嫁が結婚式の日に猫のくしゃみを聞くと
幸せな結婚生活をおくることができる。

古代エジプトでは、猫は「神」「豊穣のシンボル」


めで鯛を持った招き猫は、
幸福を招き過ぎてしますかもしれません。

dreamingwood（Many CHOICE作）