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下地の前。ささくれ等のざらつきをヤスリで落とす
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下地の前作業。細かな番手でお皿の淵なども丸く滑らかにヤスリで仕上げる
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上段がヤスリ掛け前 下段がヤスリ掛け後
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漆を塗って、木地を固め1週間乾かしてから ヤスリ掛けしたもの。 この後さらに漆をぬり、粉を蒔く。
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下地の工程の一つ。 漆を塗り、研ぎ、塗り、研ぎ、 粉を蒔き(蒔き地)、2~3日乾かし、 余計な粉を払い、上から漆を塗って固めています。
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下地の工程の一つ。蒔いた粉を固めたところです。 参考:「蒔き地塗のスプーン」はここで(もう少し研いで)終了です。
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下地の工程の一つ。塗った漆を研いだ後の画像です。 作業はさらに続きます。
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下地の工程の一つ。研いだ後に黒い漆を塗っています。 この後2~3日乾かして研ぎ、いろんな色を塗ります。
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乾いて研いだ後の白漆に、白漆を塗る。 乾く前と後。全く違う色になる。 漆の世界の白は、乾いた後のベージュがかった色を指します。
木製スプーンを蘇らせる
- オーダーメイド対応可
大好きな木のスプーン。
すごく使いやすくて気に入ってたのに、
なんだか最近ざらついてきた。
あ・・ひび割れてるかも。
ささくれてきた!
買い替え時かなぁ … (´・ω・`)
悲しいなぁ…。
そのお気に入りを是非一生ものの漆スプーンに蘇らせませんか?
口に入れるものは天然の素材で体に優しく。。
木のスプーンは、その重さ、お皿の角度、柄の形。。
千差万別ですが、お気に入りの1本があるはずです。
捨てられないけど、もう使いづらいし、引き出しにしまったまま。
視界に入る度に捨てなきゃ。。
あー・・でも捨てられない。
捨てちゃダメです。
もったいないので、漆の力で蘇らせましょう。
使い捨てから、直して使う時代の今、
漆の技術が見直されています。
最近よく耳にする「金継ぎ」もそのなかでも世界的に広くしられる漆の技術の一つ。
木のスプーンの場合、痛み加減にもよりますが
こんな手順でお直しします。
1 周りの塗装(ウレタンなどの化学物質)を研いで取り去りヤスリで整える
2 全体的に漆をしみ込ませ木地を固めて1週間ほどおく
3 表面を研ぎ、もう一度漆を塗って2~3日置く
4 表面を研ぎ、お皿部分に下地をする
(下地工程は2週間ほどかかります)
4 好きな色を塗る(デザインお任せもできます)
5 2~3日乾かして研ぐ
6 何度か4,5を繰り返す
7 透き漆を塗ってふき取って乾かす(5回ほど繰り返す)
8 磨き粉で磨き上げる
このような手順で仕上げています。
納期は2~3か月ほどかかります。
是非、大切な木のスプーンに命を吹き込んでください。
スプーンも喜んでくれるはずです。
※他社の漆製品のお直しはお受け出来かねます。
漆のお直し専門店へご相談ください。
費用は30000円~お受けいたします。
新品よりお値段があがる理由は
1塗装を研ぎ落す工程
2形を整える工程
が増えるためです。
特に2の形を整えるために、丁寧にヤスリをかける工程に手間をかけています。
その他お問い合わせはお気軽にどうぞ。
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北海道 ¥1,300 東北 ¥870 関東 ¥870 信越 ¥870 北陸 ¥870 東海 ¥870 近畿 ¥970 中国 ¥1,100 四国 ¥1,100 九州 ¥1,300 沖縄 ¥1,350 |
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北東北 ¥1,060 南東北 ¥940 関東 ¥940 信越 ¥940 北陸 ¥940 中部 ¥940 関西 ¥1,060 中国 ¥1,190 四国 ¥1,190 九州 ¥1,460 沖縄 ¥1,460 |
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◯ | ◯ | ¥0 |
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ご購入の際の注意点
もともと、ミクルティーのような樹液の漆液は
硬化の際にさらに茶色味を増してきます。
真っ白の漆 が世の中に存在しない理由はそこにあります。
こんな色がいいな、というものに「少し茶色を混ぜた色になる」という
認識でいていただけると幸いです。
また、色漆は硬化させる際の 湿度と温度にかなり左右される生き物です。
それにより、「この色!」という絶対の色がお約束できかねます。
参考までに画像5に、白い漆を塗ったスプーンを掲載しております。
下の色が漆の世界で「白」と言われる少しベージュがかったものです。
上から塗っているのは、同じ白漆。乾く前の姿。
全く違いますよね。
どんなにコントロールしてもしきれない色味があります。
漆が生き物であるという特性を楽しんでいただければ幸いです。
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Arts-miyuki 漆作家東京下町出身、千葉県在住。父はかんざし職人、亡き母はパタンナー。モノづくりの家に生まれ育ち、社会人生活を経て漆のアート作家へ。完…