ガラスの目のコヨーテglass eye coyote ornament　

ガラスの目のコヨーテglass eye coyote ornament　

※銘木を使い丹精込めた手彫りです。
様々な道具、良質なオイルを使い、独自の加工をしています。
アクリルやウレタンなどの加工をしていませんので、
経年変化をお楽しみいただけます。

月に向かって遠吠えするコヨーテを
優しく丹念に大胆に彫り上げます。
実は呆れるほど彫り上げるためには、
時間と精神力と体力を使います。

コヨーテの目には海外から取り寄せた
美しいガラスを埋め込んでいます。


コヨーテは狡賢く、トリックスターとしての
一面もありますが、
狩が終わると仲間を呼び寄せるために遠吠えする、
献身的な面もあります。

このコヨーテは、群れるのがあまり好きではありません。
コヨーテは1人で月に向かって吠えています。
病みを癒し、仲間を導くため、
先駆けて危険を潜り抜け、
仲間のために吠えています。

月や孤独を見続けているうちに
いつしか目は鈍い青色に変わってゆきました。

コヨーテは今、何を思い吠えているのでしょうか？


「サイズ」縦15cm　横10cmです。
月光の当たるところ。
太陽の当たるところがコヨーテの目を
さらに美しくします。

コヨーテには癒す力があるので、病院や、
診療所、病にふせる人の枕元などにも。

導く力があるので、仕事場やアトリエなどに。


「素材」銘木（模倣の防止のため木材名はふせます。）
彫刻、家具、内装材、楽器材に使われる良材です。
加工性に優れ、表面は滑らかに仕上がる。
安定性が高い。


「インディアンにおけるコヨーテについて」
狡猾さがあり知性の象徴。霊的な世界へ行くことが出来る
聖なる存在であり、トリックスター。

コヨーテは北西部地方のインディアンに
とって重要なシンボル。
その賢さからか「部族を教え導くもの」
「薬草の在り処を教えるもの」など様々な意味があり、
ズニ族のハンターは必ず
コヨーテのフェティッシュを携帯していたと言われています。
ホピ族にはコヨーテクランがあり、
コヨーテは過去や未来を見通し
癒しの力を持っていると言われています。

他のコヨーテと同様に、ホースヘアーコヨーテは
ネイティブアメリカンの伝説におけるトリックスターを表す。
このコヨーテは、狩りが成功した後、
他のコヨーテを呼び寄せるために吠えています。


トリックスタートして最もよく知られているのは、
「コヨーテ」です。
コヨーテは半獣半人の姿をし、多くの先住民の物語に登場します。

北西部地方の台地では、コヨーテは
「トリックスター」であり、「創造主」でもあります。
人々が食べているシャケが毎年川をさかのぼるのは、
コヨーテのイタズラのせいです。

パイユート族の物語では、コヨーテは最初の人々の父です。
ナヴァホ族では、人々が地下の世界から現れる前に
大地を浸した洪水はコヨーテが引き起こしたとされている。

「トリックスターとは」
超自然的な存在で、文化的英雄であり、
悪ふざけをけしかけたり、文化的英雄の
善の行為を無効にしてしまうか、
厄介ごとを引き起こす。
トリックスターの存在は、人が生きるうえでの、
病や些細な面倒ごとを説明する。

トリックスターは善にも悪にもなりうる
特別な力がある。ワタリガラスのように。

負の面は、利己的、淫らで無責任な振る舞いをし、
タブーを破り、規範に反抗する。

下品なユーモアの対象で、笑いの種。

妬みや色欲やその他の欲の抑制が効かなくなると
どんな結果になるのかを示し、
人間の持つ貪欲さや愚かさなどの欠点を
指摘する役割を持っている。

知性と癒し、トリックスターの一面をも
併せ持つワタリガラスノような
不思議な力を持つコヨーテを
向かい入れていただければ、何かが変わりそうです。

dreamingwood（Many CHOICE作）