紬の帯揚げ（緯絣の真綿糸）

帯揚げは帯枕を覆うものですが、帯と襟の隙間とお太鼓の脇にチラッっと見える粋な布です。
手引真綿糸を緯糸に、帯揚げを織りました。
とても柔らかく、扱いやすい布です。

サイズ：長さ　約168cm
　幅　 約30cm
　　　　重さ　約65g

素材　：経糸　絹（絹紡績糸）
　　　　緯糸　絹（手引真綿糸）

染料　：経糸　マリーゴールド
　　　　緯糸　矢車ぶし

緯糸は、紬の着尺を織った時に余った緯絣の糸をランダムに織り込んでいます。
矢車ぶしを濃淡に染め分けた絣糸で、黒い部分とグレーの部分が不思議な模様になって表れています。
帯枕をあてる中央と両端はグレーの無地です。

手引真綿糸は節がある糸で、太くなったり細くなったりしています。
空気を含んだ糸なので柔軟性があり、シワになりにく性質があります。
（まったくシワにならないわけではありませんが、お使いいただいた後に丁寧にかけておけば、自然とシワがなくなります）

作り手から一言……
マフラーとしても最適です。


※ご購入の際の留意点

大きさの表記は、多少のずれがあります。
写真と実物の色、イメージに若干の違いがあります。

お洗濯について―
帯揚げは滅多にお洗濯はしませんが、もしなさる場合。
手洗いでお願いします。
中性洗剤をご使用のください。
濡れたまま形を整えて干してください。
脱水機をご使用の場合は、分以内でお願いします。
アイロンをお使いの時は低音でお願いします。
充分に仕上げをしていますが、最初のお洗濯で縮むことがあります。

＃天然染料を使用しているため、お洗濯で色落ちします。
　あらかじめ、ご了承ください。