ともしびおに

ともしびを護るおに

ともしび消えた時

それは命がついえる時

大事に守っていてもいつかは消える

鬼たちはそれぞれ人間界の命のともしびを護っている

まだ小さい火だった

すぐに消えてしまった

鬼は悲しみ、すすり泣いた

命がついえたのだ

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もう遭難して2日目になる

なんとか雨水を飲んでやりすごしてきたけど
食べ物が食べたい

このままじゃ死んでしまう
この子もまだ5歳になったばかりなのに

そして気力も体力も消える寸前
足の裏に何か感覚が

あぁ
たけのこだ！神が見放さなかったのだ

急いでたけのこを掘る親子

一所懸命に掘り、抜いた！
その時何か聞こえた

誰かがすすり泣くような声が

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