8世紀に中国あるいは大陸から輸入したとされる、
正倉院のフェルト状の敷物「花氈」を題材に
日本的な表現としてMamiが手描きでリライトし文様化しました。
唐草文のルーツはギリシャ神殿などの
円柱に描かれた草の文様は
永遠を表します。
つる草の茎や葉が絡み合う曲線を表現する文様は
世界中に伝播しています。
しなやかな生地に穏やかな風合いの青色の糸で
強い生命力でツルを伸ばしていくつる草を表現。
地紋には白糸で、AWAIのフィロソフィーである
水による心身の浄化の願いを表すために
波立涌を描いています。
このバッグを持つ方の、心の平和を祈って
デザイナーのMamiが縫い上げました。
この裂地を織り上げたのは、日本でも一台しか残っていない
複雑な文様を織り上げることのできる織機です。
3人がかりで織機を動かし、それぞれが高い技術を必要とするため
現在この織機の継ぎ手はいらっしゃいません。
あと何年織っていただけるかわかりませんが、
2023年の現代に素晴らしい作品を創り続け
世に残していきたいと思っております。
AWAIは織り手さんと共に
使い手さんが喜んでくださる作品を
作ってまいります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
サイズ:W30cm H25cm
素材:絹100% (内側:綿)持ち手:木製
発送方法
発送までの目安
4日