古き時の物語〜アメジスト〜

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古き時を思い出す
時間というのは不思議なもので
辛かったことも今思えば・・・
というように変えてくれたり
楽しかったことはより楽しく思えたり
古き時に縛られることは決していいこととはいえないけれど
古き時を思うことで変わる今があるような気がします。


アメジスト色を見ると思い出すのはヨーロッパの街にある教会の色
古くて静かな教会の中に一歩入ると、時間が止まったかのようなそんな気持ちになる
昔から変わらずそこにあり続けて
人々は昔も今も祈りを捧げにやってくる
私は信心深いわけでもないのだけれど教会のあの雰囲気はとっても好きで
日本で神社を見かけると足を運んでみるのと同じ感覚なのだろうと思います。
昔に触れて今に繋がる・・・
それはなんだかとっても貴重な体験のような気がします。


『古き時の物語』のシリーズの新作はアメジストで制作してみました。
時間の経過とともにアンティークのように色を変化せていく真鍮との相性もとってもよさそうです。重ね着けにも適したデザインの作品で
特に『時を経る物語』という作品シリーズとの相性がいいので試しにご覧になってもらえたら幸いです。
重ね着けイメージなどはメッセージなどでお問い合わせいただければ着画像を送ることもできますのでお気軽にお問い合わせください。



*ご注文の際はサイズを記載の上ご注文ください。
サイズは6〜２０号（0.5号単位）で制作可能です
リング部分に加工は特に行っておりませんが槌目（工賃無料）やミル打ち（半周で２０００円かかります）などの加工も可能なので気になるかは遠慮なくお問い合わせください


〜作品詳細〜
*金属・・・真鍮
*アメジスト・・・ローズカット　８×６ｍｍ
*幅は約1.5mmになります
*厚さは約1.3ｍｍとなります
*サイズは6〜２０号（0.5号単位）で制作可能です
*リング部分に加工は特に行っておりませんが槌目（工賃無料）やミル打ち（半周で２０００円かかります）などの加工も可能なので気になるかは遠慮なくお問い合わせください


〜天然石解説〜

『アメジスト』
2月の誕生石であるアメジストはその透明な紫色の輝きが最大の特徴で、古来、エジプトやユダヤ教、キリスト教世界などで装飾品などに使われ、特にキリスト教世界では司教の石といわれ全員がこの指輪をはめていたといわれています。石の効力は調和と調整と統合の力がつよく、人の精神状態を安定の方向へ導き自分自身の内面的調和と統合だけでなく他人との調和をとるのにも大きな効力を発揮します。古くから「酔わない」と伝えれれていますが、酒に酔わないというよりも、感情の乱れに流されないという側面が強いような気がします。


『真鍮』
銅と亜鉛を混ぜ合わせた金属で、新品時はまるで黄金の様な輝きを放ち、時間の経過とともに空気中の成分の影響で『硫化』という現象を起こし黒ずんでくる特徴がございます。『硫化』することによりまるでアンティークの様な落ち着いた雰囲気に作品が変化していき、輝く真鍮と落ち着きの真鍮２つの顔を楽しむことができるある意味贅沢な金属でもあります。真鍮の黒ずみやくすみなどが気になる場合は市販の真鍮用の研磨剤などで磨いて元の輝きに戻すこともできます。日常での保管に硫化防止用の袋に入れる、硫化防止チップを密封できる袋にいれてそれと一緒に保管するなどの方法でも黒ずみを抑えることができます。
夏場などは汗や水気などでの影響で指に青い跡や黒ずみがついてしまうこともございますが洗っていただければ悪影響等はございませんのでご安心ください。
銅の成分を多く含む金属なので金属アレルギーの方には注意が必要なことがあります。
とっても味がありそれでいて美しく、おまけに変化まで楽しめてリーズナブルな金属なので是非とも色々な方に楽しんでいただきたいと思います。