1900年代の古く美しい漆黒のボタン（約32.5㎜）を用いてお作りしましたブローチです。大変レアなボタンかと思います。
お1つ限りです。

　漆黒部分の素材がはっきりしないのですが、
まるでレザーのような質感も感じる、とても古めかしく美しい佇まいです。
デザインも特別なものを感じます。
ダイヤ型に3本のラインが緩やかに垂れております。
幕が開かれたかのような美しいドレープ状です。
その3本のラインの上には各々にリボンデザインが施されております。
ローマ字のX（エックス）に見える部分です。
古い時代のお品にこのデザインを見る事が多々ございますが、
これはリボンを表していると伺った事があります。
間違いもあるかもしれませんが、私はこのX（リボン）模様がとても美しく愛しく思います。

中央には4つの窪みに埋め込まれております。
こちらのGlassの煌めきはあまり古いお色に感じません。
もしかしますと、こちらの部分だけ少し時代の新しいGlassがあらたに埋め込まれたのかもしれません。
こちらのボタンは台座部分がしっかりとした真鍮製で包まれており、高級感ある佇まいです。ボタンの厚みは約10㎜ほどございます。
裏面のボタンホールは私の方で処理をさせて頂きましたので、ボタンとしてはご活用不可となります。

フランスよりお撮りよせをしました、美しいヴィンテージブローチ台を用いてお作りさせて頂きました。ピンをおさめる部分がついた素敵な佇まいです。
爪部分も素敵なデザインになっております。
濃いGold色で少しマットな質感の華やかさを秘めた美しい佇まいです。
ピンをおさめる部分をひっぱってピンを抜き、ピンをしまう時にまた押しておさめます。動作良好です。

お写真ではベージュ系のストールに合わせましたが、
黒のストールにこちらの黒のブローチを合わせられてもとてもシックで素敵かと思います。Gold色の爪、中央のGlassがポイントとなり、黒の中にもミステリアスに煌めき、黒×黒で引き締まると思います。
勿論、グレーや、Blue、等等、何色にとも相性が良さそうです。

しっかりとした重さのある重厚感あるブローチです。
＊全長約32.5㎜。