ガラスのないフレーム［ 01 ］

2023. 5. 3 　iichi通信 『飾るたのしみ』に、ご掲載頂きました。
2022.12.13 特集「冬の手仕事カタログ2022」の『issue1. 冬の日の贈りもの』に、ご掲載頂きました。

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ずっと使える木の道具と共に、暮らしの節目をやさしくお祝いしませんか？

変わることのない穏やかな毎日には、季節を添えたドライフラワーを。
クスマスが近づいたら、緑をたたえたモミの木を。
お正月が来たら、紅白の紐で束ねた松の葉を。
(…なんて、来年の話をしていたら鬼に笑われてしまうでしょうか？)

長寿吉兆の象徴として、古来より愛されてきた亀甲紋様をモチーフにすっきりと柔らかな六角形をつくりました。
そのままを壁に掛ければオブジェの様で、季節を添えれば、自由度の高いフレームとして。
触れるほどに時と共に、じっくりと色を変えていく木の道具と、暮らしの節目を楽しみませんか。


材種 ：なら・イタヤカエデ・ほお
サイズ：約 Φ260㎜ × 奥行 約24㎜（ 内寸・約Φ180㎜ ）
重さ ：約100ｇ（板チョコ２枚くらいです。）
塗装 ：オイル
※画像をご参照いただき、お好きな材種をひとつお選びください。
※吊り下げ用に白色・蝋引き紐が付属します。総重量が100ｇと軽量で、虫ピンや画鋲1つで壁に掛けることができます。(添えるものに応じて総重量は変化しますので、その都度、必要な金物をご用意ください。)


〈 つくるの過程 〉
⒈ 大きな木の板から角材を6本切り出します。
⒉ 木工旋盤を用いて、ひとつずつを円錐台に削ります。
⒊ 各部材の太い側にあけた穴に、別の部材の細い側を差し込み、六角形を組んだら、均等に少しずつ圧を加えていきます。
⒋ 角度やホゾの入り具合に注意を払い、全体を締め付けたら、組み上がりです。
⒌ 何度も触れて、やさしい触れ心地となるよう確かめながら仕上げます。
⒍ 汚れをやわらげ、深い経年変化を楽しめるよう、オイル塗装をし、完成です。